多種多様なブックメーカーが誕生する中で、好きなゲームやスポーツに賭けてみたいと思う人は増えているでしょう。しかし、初心者であれば前提としてベッティングのオッズを理解しなければ、想定以上に資金を使ってしまうケースが発生し得るでしょう。
そのため、本記事ではブックメーカーでベットする初心者向けのガイドとして、オッズの種類や詳細を徹底解説していきます。
ブックメーカーのオッズとは
ブックメーカーとは、あらゆる競技大会での異なる可能性のある結果に対してオッズ(賭け率)を設定し、賭けを受け付ける組織やプラットフォームのことです。
そして、ブックメーカーにおけるオッズとは、賭けの文脈において、ある特定のイベント(例:競馬や競艇のような公営ギャンブルの結果、eサッカーやe野球の勝者など)の結果に対する配当金の率を表します。
さらに、オッズの数値は、チームのパフォーマンスや選手の怪我、天気の変動など、さまざまなファクターによって変動。ブックメーカーは、これらの要素を評価し、リアルタイムでオッズを調整し、最新の情報を反映させます。
また、オッズが高いほど配当は大きくなりますが、同時にリスクも大きくなります。逆に、オッズが低いほどリスクは小さくなりますが、配当も控えめになるでしょう。
ブックメーカーのオッズの種類とは
ブックメーカーで見ることができるオッズには、主に3つの主要な種類、デシマルオッズ、フラクショナルオッズ、マネーラインオッズ(アメリカンオッズ)があります。これら種類の特徴や違いを理解し、正しい知識でベッティングを行いましょう。
デシマルオッズ
デシマルオッズは、通常最も一般的に使用されているオッズの形式で、特にヨーロッパとカナダのオンラインブックメーカーでよく見られます。
そして、このオッズの読み方は非常にシンプルで、ベット金額の合計のリターンを計算するのが容易です。具体的には、ベット金額 × デシマルオッズ = 合計リターンの計算式に従います。
たとえば、デシマルオッズが1.50の場合、100ドルをベットすると、150ドルのリターンがあります。つまり、利益は50ドルということになります。
フラクショナルオッズ
フラクショナルオッズは、特にイギリスのブックメーカーでよく使用されます。これらのオッズは分数の形をしています。分数オッズの分子(上の数字)は、ベット額に対して支払われる利益を示し、分母(下の数字)はベット額を示します。
たとえば、フラクショナルオッズが5/1(「ファイブ・トゥ・ワン」と読みます)の場合、1ドルベットして勝ったら5ドルの利益を獲得。そして、合計のリターンは、利益+元本の6ドルとなります。
マネーラインオッズ(アメリカンオッズ)
アメリカで一般的に使用されているマネーラインオッズは、プラス(+) やマイナス(–) の記号を使用。マイナスのオッズは、そのベットが勝つためにプレイヤーがリスクを負う必要があるドル額を意味します。一方で、プラスのオッズは、100ドルをベットした場合の利益を示します。
たとえば、-150のオッズの場合、150ドルをリスクに賭けて100ドルの利益を得ることになります。また、+200のオッズの場合、100ドルをベットして200ドルの利益を得ることになります。
なお、これら3つのオッズの種類は、すべて同じ確率を表していますが、表現の仕方が異なるだけです。そして、ブックメーカー日本サイトでは、通常プレイヤーが好みのオッズのフォーマットを選択できるオプションがあります。それによって、自分が最も理解しやすい、計算しやすいフォーマットを使用してベッティングすることが可能です。
結論
今では多くのブックメーカーが多彩なオッズを用意し、仮想通貨や電子ウォレットで簡単にベッティングすることが可能です。
そして、本記事で紹介したようなオッズの種類の理解ことは、プレイヤーが無駄を少なくし、ベッティング機会をさらに楽しく活かすためにも大切となってきます。
今回の初心者ガイドを通じて、より戦略的で懸命なベッティングを行っていきましょう。