ゲーム情報:CHAOS;CHILD
CHAOS;CHILD
総合評価:
●プロモーションムービー
●商品の背景
シリーズのことや、発売日、発売元、ゲームのジャンル(RPG)などゲームの背景をお書きください (200文字以上)。本作は、5pb.より2014年12月18日に発売されたXbox One用のゲームソフトです。
2015年6月25日にPlayStation 4/PlayStation 3/PlayStation Vita用ゲームソフトの3機種でも発売されています。さらに2015年12月29日にはMicrosoft Windowsへの移植が決定しており、アニメ化計画も進行している大ヒット商品となります。
「科学アドベンチャーシリーズ」の第4弾に相当し、同シリーズ第1作『CHAOS;HEAD NOAH』の設定を引き継いだ作品です。ジャンルとしては妄想化学ADVと銘打たれています。
●ゲームの特徴
本作はテーマを「心の侵食」と設定しているだけあり、主人公やプレイヤーの期待を裏切るようなシーンが多く、じわじわと恐怖がにじみ出てくるような作品になっています。
作品イメージの原点として力士シールの存在があり、このシールは本作のトレードマークにもなっています。舞台は前作の終盤に発生した地震によって崩壊してしまった渋谷の街ですが、6年の歳月を経て概ね復興されています。
なお、作中には前作の登場人物の名前が散見されます。
●ゲームシステム
本作で代名詞的な特徴ともいえるシステム、「妄想トリガー」は、前作同様実装されています。妄想トリガーとは、どのような妄想をするかによって物語が分岐するシステムで、前作では画面を切り替えて選択していたのを、切り替えなしで選択できるようになったことでより扱いやすいシステムになっています。
また、新システムとして、コルクボードの地図に張り付けた資料を糸で結ぶことで情報整理し、進行させる「マッピングトリガー」と呼ばれるシステムも実装されています。
●世界観
地震被害にあった渋谷と不可解な連続殺人事件が本作の世界観を表しています。連続殺人事件の名を「ニュージェネレーションの狂気」といい、これは本作で設定された時間の6年前に渋谷で発生した事件で、事件の犯人や動機は明らかになっておらず、凄惨な犯行が特徴です。
そしてそのあとに起きた連続殺人事件が「ニュージェネレーションの狂気の再来」と呼ばれる事件で、この2つの事件は同じ日付に犯行が行われるなど不可解な共通点がいくつも散見されます。
●あらすじ
舞台の時代設定は2015年。渋谷で6年前に発生した大災害「渋谷地震」から復興された町にある私立高校「碧朋学園」に通う青年、宮代拓留が本作の主人公となります。
彼は、所属する新聞部の活動として「ニュージェネレーションの狂気の再来」と言われている連続殺人事件を追っていました。持ち前の好奇心と行動力、そして周囲の助けなども相まって事件の第一発見者となることがかなうのですが、それゆえに狂気の牙は主人公にも襲い掛かり…