バイオハザード リベレーションズ2

ゲーム情報:バイオハザード リベレーションズ2

バイオハザード リベレーションズ2

総合評価:

●プロモーションムービー

●商品の背景

バイオハザードリべレーションズ2は2015年3月19日にカプコンから発売された、サバイバルホラーアクションゲームである。リべレーションズシリーズとしては二作品目にあたる作品。

発売プラットホームは、PS3、PS4、PSVita、XBOX One、XBOX360、PC(Windows)。前作のバイオハザードリべレーションズからは、三年二か月振りの続編であり、ナンバリング最新作のバイオハザード6からは、二年五ヶ月振りの新作である。

物語の時系列はバイオハザード5と6の間にある、いわば外伝。

バイオハザード リベレーションズ2:イメージ画像1

●ゲームの特徴

プレイアブルキャラクター

主人公はバイオハザード2、Code:Veronicaのクレア・レッドフィールドと、バイオハザード1のキャラクター、バリー・バートン。この二人の物語が交錯していく。

当時話題になったのが、バイオハザードシリーズでは約14年ぶりの主人公となった、クレア・レッドフィールドとバイオハザードでは初の主人公となるバリー・バートンと、シリーズ経験者には懐かしのキャラクターをフォーカスした部分であった。

新しいバイオハザード

バイオハザードシリーズと言えば、年代で印象が変わるゲームかもしれない。バイオハザード1・2・3をやっていたプレイヤーならば、あのラジコン操作と固定カメラ視点が生み出す、先の見えない恐怖、操作感によって焦る心理。

バイオハザード4・5・6ならば、TPSビハインド視点で、視界こそは明快で操作感も直観的だが、得体の知れないクリーチャーやら、全力で走ってくる大量なゾンビの圧倒的な物量による恐怖。このリべレーションズ2はこの二つの要素うまく盛り込んでいるといった印象である。

視点こそは4・5・6のビハインドTPSだが、バイオ初期にある独特の恐怖感もうまく取り込むことに成功してる。すっかり、ただの「シューティングアクションゲーム」と化してしまったバイオハザードをうまい具合に原点回帰をさせてくれるのが、このバイオハザードリべレーションズ2かもしれない。

それともう一つ、海外ドラマの様な次回予告が各エピソードの最後に盛り込まれているのも、今までのゲームにない新しい演出だ。

バイオハザード リベレーションズ2:イメージ画像2

●ゲームシステム

サポートキャラクター、モイラ・バートン、ナタリア

クレア、バリーにはサポートキャラクターが一人ついている。クレアには、バリー・バートンの一人娘モイラ・バートン。彼女は銃に「あるトラウマ」を抱えているため、銃が使えない。

その代わりに鉄パイプと懐中電灯を駆使して、クレアをサポートする。バリー・バートンには、孤島にいる謎の少女、ナタリア。彼女はゾンビ、クリーチャーの位置がわかる、弱点がわかる特殊能力を持っている。ナタリアと上手く連携して、クリーチャーとゾンビを倒していくのが鍵となる。

二人で力を合わせる

バイオハザードで協力プレイが導入されたのは、5からだ。この協力プレイ、確かに二人でないとできないことがあるのだが、戦闘に関して言えば、なんとか一人でもやり切れてしまう部分はある。

あるステージでは圧倒的な物量で、二人じゃないと厳しい状況を無理矢理作っているといった印象だった。今回のリべレーションズ2では、そんな飽和しかけている協力プレイに新たな刺激を加えることに成功している。

片方はもうほとんど戦闘に向いてないキャラクターのため(戦おうと思えば戦えるのだが)、サポートに専念するしかない。例えば、クレアのサポートキャラクターのモイラは、懐中電灯をゾンビの顔に当てることによって目くらましの効果を与えることができたりできる。ナタリアは先ほど記述した以外には、隠れているアイテムを発見したりすることも可能。

二人で戦う、ではなく二人で協力する。というのが今回のマルチプレイのコンセプトだというのがよくわかる。

バイオハザード リベレーションズ2:イメージ画像3

●世界観

セルフオマージュ

孤島、クレアで思い出す人もいるかもしれないが、今回はバイオハザードはCode:Veronicaのオマージュになっている。バリーが、モイラを助けにいくというシュチュエーションも、Code:Veronicaで言えばクリスがクレアを助けに行くというオマージュだ。

サイレントヒルなどを彷彿とさせるクリーチャー

前作のリべレーションズでもそうだったのだが、やはりナンバリングタイトルとはクリーチャーの不気味さが違うのが、リべレーションズシリーズの特徴だ。

今作のリべレーションズ2でもそれはある。どこか本能的に生理的嫌悪を呼び起こす、クリーチャーデザインで、そいつが眼前まで迫ってくると尋常じゃないくらいに切迫する。

孤島で訪れる、様々なシュチュエーション

舞台が孤島ということで、シュチュエーションに乏しいと思われるかもしれないが、様々なシュチュエーションが用意されている。廃村、研究施設、収容所、洞窟、など。どれも退廃的なステージで、印象深いステージになっている。

005-6776668

●あらすじ

西暦2011年。クレア・レッドフィールドはNGO団体である「テラセイブ」に所属しバイオテロの告発や被災者の支援に世界中を飛び回っていた。

ある日、本部で開催されたパーティーに出席したとき、新人職員であるモイラ・バートンも出席していた。モイラとクレアは、クレアの兄クリス・レッドフィールドと、モイラの父バリー・バートンを介して知り合いとなり、今では親しい友人同士である。

互いに冗談を交わしながら談笑しているのも束の間、パーティーになだれ込んできた謎の特殊部隊によって、機密情報漏えい、スパイの嫌疑をかけられテラセイブの仲間と共に、ある孤島へと収容されてしまう。状況を理解できないまま、自分が収容されている檻を何とか抜け出し、道中にいたモイラを助け出した。

そして、クレアとモイラに付けてある謎の腕輪を通じて、オーバーシア(監視者)と名乗る者から「ヴォセクに向かえ、そこで全てが始まる」と告げられる。それでも状況が分からないまま、クレアとモイラは道中に見つけた電波塔を目指して歩いて行く。そこで二人が目にしたものとは。

009-1587477

●レビュー

「バイオハザード リベレーションズ2」のレビュー募集!>



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

新しいエントリー

カテゴリー

タグ