ゲーム情報:影牢 〜もう1人のプリンセス〜
影牢 〜もう1人のプリンセス〜
総合評価:
●プロモーションムービー
●商品の背景
影牢 もう1人のプリンセスはコーエーテクモゲームスから2015年3月26日に発売されたゲームです。このゲームは2014年に発売された影牢 ダークサイドプリンセスの完全版で、ゲームバランスが調整されたり面が追加されたりしています。
PS時代の名作である刻命館や影牢の伝統を受け継いだゲームで、それはタイトルにも反映されています。(ちなみに刻命館シリーズはPS時代に3作、PS2時代に1作出ています)ゲームジャンルはトラップアクションゲームです。
●ゲームの特徴
このゲームの特徴は、アクションゲームであるにもかかわらず、主人公は一切戦わない(というか攻撃する手段がない)ところにあります。なので敵が攻撃してきても回避して逃げるしかありません(ただし今作では一部のPCが蹴りを使えます)。
その代わり主人公にはトラップを好きなところに仕掛ける能力があるので、基本的には敵をトラップのあるところにおびきよせて戦うスタイルを取る事になります。トラップは普通に使ってもそれなりのダメージを与えられますが、連携してコンボを決めると極大のダメージを敵に与えることが出来ます。
なのでトラップコンボを決めることが、このゲームでは重要になります。
●ゲームシステム
このゲームにはアーマーブレイクという変わったシステムがあります。これはある特定の条件を満たすと相手の鎧を壊せると言うものです。ただ女性キャラの服を脱がせるだけのシステムかというとそうでもなく、敵が弱体化するので戦いやすくなります。
またトラップ登録システムも進化しているので、流れるようにトラップを起動できるようになっています。また、トラップ以外にもアビリティという特殊能力があり、これを使うと攻撃を回避しやすくなったりするなど有利に敵と戦うことが出来ます。
●世界観
影牢 もう1人のプリンセスの世界観の特徴は、ふざけてるのか真面目なのか分からないその独特さにあります。トラップの種類にしても、釣り天井やぺンデュラムのような敵を真面目に殺しにかかるトラップだけでなく、デルタホースやバナナノカワのようなギャグトラップもあります(意外にギャグトラップが強かったりします)。
このゲームは殺人ゲームなので、基本的には暗い話なのですが、どこかふざけてるところがあるので、暗いけど明るいところがある不思議な世界観になっています。
●あらすじ
かつてこの世界では魔神という恐ろしい存在が人々を支配していました。しかし人間の側に12人の英雄が現れたことがきっかけとなり、人間は魔神たちとの戦いを始めます。この戦いは人類側の勝利に終わり、魔神は封印されて平和な世界が訪れました。
それから3000年後、復讐と封印解除のチャンスが来るのを待っていた魔神は、封印解除の手がかりを掴んだので、行動に移ります。その手始めとして、自分の魂を分けたレグリナという少女をこの世界に送り込むのです。
果たしてレグリナは、父親ともいえる魔神を復活させることが出来るのでしょうか。