ゲーム情報:ウォッチドッグス
ウォッチドッグス
総合評価:
●プロモーションムービー
●商品の背景
ウォッチドッグスはUBIソフトが開発、販売した新規のシリーズです。2014年6月26日に発売されました。このゲームは固定ファンのいない新規シリーズとしては例外的なほど世界中で人気が沸騰したので、発売から1年足らずで900万本出荷に成功しました。これは人気シリーズの続編しか売れない近年のゲーム業界では非常に珍しいことです。ゲームのジャンルはアクションゲームですが、このゲームはハッキングアクションゲームと言っても過言ではないくらいハッキング行為が重視されています。
●ゲームの特徴
このゲームの特徴は、1にも2にもハッキングになります。ハッキングで防犯カメラをのっとって情報を得る、ハッキングで橋を開閉し敵の追跡をまく、ハッキングで通行人の個人情報を盗み見するなど大抵の事はハッキングで解決します。ハッキングを上手く使うことで、戦闘をせずにミッションクリアすることも可能ですが、小細工を使わずにGTAのように銃火器で正面突破することも出来ます。その辺の立ち回り方はプレイヤーに任されており、その点で自由度の高いゲームだと言えます。
●ゲームシステム
ウォッチドッグスのゲームシステムで特徴的なのは、そのスキルシステムです。スキルポイントを獲得する事で、色々なスキルを覚える事が出来るのですが、そのスキルを大まかに分けると、ハッキングスキルとコンバットスキルに分かれています。(他にもドライビングスキルとクラフトスキルがあります)ハッキングスキルを強化するとハッキングがしやすくなり、コンバットスキルを強化すると、銃撃戦が得意になります。なので、プレイヤーの立ち回り方に応じたスキルを獲得する事で、主人公の強さに個性が出てくるシステムになっています
●世界観
このゲームは2013年のシカゴが舞台になっています。なので世界観は現実のシカゴに似ていますが、街のあちこちに現実のシカゴにはないハイテク装置が使われているので、むしろ文明レベルはこちらのほうが進んでいます。ハイテク化が極限まで進んでいるので、ハッキングにより街のあらゆる機能を主人公のようなハッカーがのっとる事が可能になっています。その意味で、ゲーム内のシカゴは現実のシカゴより脆弱な都市になっていると言えます。
●あらすじ
天才ハッカーであるエイデン・ピアースは自分の不始末が原因で家族を犠牲にしてしまったことをずっと気に病みながら生きてきました。そんな彼が、ある事をきっかけに再び立ち上がりかつての不始末の決着を付けようとします。そしてその不始末の元である事件を調べていくうちに、彼はシカゴを取り巻く大きな闇の存在を知ってしまいます。そして彼はその闇との対決を決意するのです。果たして彼はシカゴという都市を取り巻く闇を晴らすことが出来るのでしょうか。