ゲーム情報:PSYCHOBREAK
PSYCHOBREAK
総合評価:
●プロモーションムービー
●商品の背景
「PSYCHOBREAK(サイコブレイク)」は、「バイオハザード」の産みの親である三上真司が率いるゲームスタジオ「Tango Gameworks」が開発し、2014年10月23日にベセスダ・ソフトワークスから発売されたサバイバルホラーゲームだ。
●ゲームの特徴
禍々しい化け物が徘徊する狂気の世界、常に死と隣り合わせの緊張感、複雑に絡み合う謎と奇妙なキャラクター達を、嗅覚まで刺激されそうなほどのグラフィックで見事に描いている。張りつめた雰囲気が常にまとわりつくものの、襲い来るクリーチャーから手持ちのアイテムを上手く活用して生き延び、謎がひとつ解き明かされるたびに、格別の爽快感や達成感を感じられる作りこみは流石サバイバルホラー作りの達人と唸る出来だ。
●ゲームシステム
このゲームのジャンルはサバイバルホラーだ。手持ちの頼りないアイテムを駆使して生き延びなければならないが、時にはマッチの一本でさえ馬鹿に出来ない、まさにサバイバルだ。銃火器はもちろん、特殊効果を発動する事ができるクロスボウや、マップに配置されたオブジェクトを上手く利用し、クリーチャーの魔の手から生き延びなければならない。主人公であるセバスチャンは刑事ではあるが普通の人間だ。敵に見つかって正面から戦うのはこちらが不利なので、隠れ忍びチャンスをうかがう必要がある。敵に見つかってしまったら急いで隠れる場所を探さなければならない。そこでじっと息を殺して、敵が去ってくれる事を祈る時などは本当に心臓に悪い…。
●世界観
何も敵の気配がなくとも、PSYCHOBREAKは容赦してくれない。ただの地面や壁であってもどこか不気味だ。凄惨な血や何かの残骸などから嫌な感触が伝わってくるようで生きた心地がしないほどだ。精神病院から始まるストーリーというのも不気味さを増すのに一役買っている。何が正しくて何が間違っているのか、本当に主人公はまともなのかすら疑わしく感じられる。醜いクリーチャーのデザインや、想像するだけで痛くなるようなトラップの数々、恐怖を煽るBGMなど、そのすべてが怖い…。
●あらすじ
刑事であるセバスチャンが無線での応援要請に応じ、凄惨な大量死亡事件の現場であるビーコン精神病院へ急行するが、仲間の警察官が次々に殺され自身も何者かに襲われ意識を失う。目覚めるとそこはクリーチャーが徘徊する狂気の世界。セバスチャンは生き延び、謎を解き明かす事は出来るのだろうか…。