月影の鎖 〜錯乱パラノイア〜

ゲーム情報:月影の鎖 〜錯乱パラノイア〜

月影の鎖 〜錯乱パラノイア〜

総合評価:

●プロモーションムービー

●商品の背景

『月影の鎖 〜錯乱パラノイア〜』は2015年12月23日にリリースされた恋愛シミュレーションで、TAKUYOによる開発です。PSP用に出たタイトルのリアレンジで、3年ほどの月日が経ってのVitaリリースはファンを喜ばせました。陰のあるバックストーリーを持つキャラクターたちと関わり合い、攻略対象と最終的にハッピーエンドを迎えるためにストーリーを追っていく、シリアスなアドベンチャーを遊びたい人にお薦めの一作です。

月影の鎖 〜錯乱パラノイア〜:イメージ画像1

●ゲームの特徴

全体的に和風のテイストが強く、何気ないメッセージ一つ一つの文学的な描写がメインのゲームとしても有名で、シナリオはもちろんのこと、それを支える風流な雰囲気が何よりの魅力となるタイトルです。少々ダークな雰囲気を備えているのも特徴で、どことなく陰のある人物たちが多く出るのもその一環でしょう。それだけにハッピーエンドを目指していく健気な姿がシナリオ以上に胸を撃つとして、多くのプレイヤーから人気を博しています。

月影の鎖 〜錯乱パラノイア〜:イメージ画像2

●ゲームシステム

フローチャートが基盤となっており、分岐するシステムなどは王道の恋愛シミュレーションで、とっつきやすい仕様となっています。分岐自体に多くのバリエーションがあるため、バッドエンド一つとっても、複数パターンがあるなど、やり込みプレイヤーにも安心のボリュームと言えるでしょう。全てのシナリオを見るのは大変ですが、メッセージ周りのシステムなどは全て揃っており、伏線回収やジャンプなどの手頃な操作のおかげで気軽に遊べます。

月影の鎖 〜錯乱パラノイア〜:イメージ画像3

●世界観

日本の本土から離れた小さな島が舞台になっており、夜がメインの活動時間になるといった細かい仕様も含めて、古風な雰囲気が強い世界観が人気となっています。和風のホラーテイストな空気もあり、全体的にダークなデザインに統一されているので、その手の世界観が好きな人にはたまらない内容でしょう。台詞一つとっても、古臭いものもあるため、古い日本というディティールに関心ある人にもお薦めです。シナリオよりもこうした細かいところに拘りが見て取れるタイプと言えます。

月影の鎖 〜錯乱パラノイア〜:イメージ画像4

●あらすじ

舞台となる島にある、小さな料理屋を営む主人公は、にわかに動き出している島の政治の変化の潮流に飲み込まれつつ、多数の人物と交流し、互いに絆を深めていきます。重い過去や後ろめたい事実に悩まされている人物たちは、最初は冷たいですが、共にその苦悩を分かち合う仲にもなり、常に輝いているような青春とは異なる恋愛模様が堪能できるでしょう。ぶつかり合う勢力の間に主人公とパートナー候補たちが翻弄される、儚いドラマが見ものです。

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●レビュー

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