「千と千尋の神隠し」(2001)は興行収入300億円を超えたスタジオジブリの大ヒットアニメ映画です。宮崎駿監督による独特な世界観で多くの人々を惹きつけました。そのストーリーとは?
主人公千尋は小学校4年生の女の子。転校が決まり、不満げながらも両親と車で引っ越し先に向かっていた。ふとたどり着いた緑が生い茂る怪しげなトンネルを抜けると不思議な街へとたどり着く。無人の店先で無断で食事をした両親は罰として豚に変えられてしまう。怯えきった千尋はハクという謎の少年にアドバイスをされ、湯婆婆という魔女に頼み込んで温泉宿「油屋」で働くことになる。「油屋」は神々が疲れを癒す温泉。神の世界に圧倒されながらも「千」という名で働き始める。人間として舐められ、両親のことを思いさみしさを感じながらもリンや釜爺などといった従業員に支えられながら成長していく。そんなある日不思議な男、「カオナシ」と知り合う。しかし、そのことで大事件に発展し、油屋の大ピンチに。「千と千尋」は事件を乗り越え元の世界に無事、帰ることができるのか…。