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【宇多丸 映画批評 】インターステラー

by админ
 2014年、年末に公開されたSF映画「インターステラー」最新鋭の映像技術をもってして描かれた、所謂「2001年宇宙の旅」の最新アップデート映画として話題になりました。映像技術もさることながら、ストーリーも、2014年末時点で解き進んでいる科学技術、宇宙に対する哲学を元にした裏付けがなされており、日本でも人気のクリストファー・ノーラン監督の最新作ということも相まって、一部のマニアックな映画ファンを超えた規模での人気を博した映画として有名です。

 ストーリーを貫くのは、「父と娘の愛」、それは「宇宙・時空をも超える」という点で、少し難解な内容でありながらも感動が生まれる、絶妙な作品になっております。SF好き、ノーラン好き、宇宙好き、最新映像好き、色んな要素を求める視聴者にマッチする不思議な作品です。ノーラン監督作品というだけあって、やはり長い内容ではありますが、引き込まれるので、一気に観れてしまう作品でもあると考えられます。
宇多丸 インターステラー Interstellar 2014年12月13日
 宇多丸曰く、クリストファー・ノーラン監督の最新作とあって、映画ファンの期待も高く、反響も大きかった作品。リスナーからの反応としては、賛3割、賛〜否の意見が7割といったところ。賛成意見に関しては、古典映画「2001年宇宙の旅」の素晴らしいアップデート、劇中に登場するTARS対しての「萌え」意識を感じた視聴者が多かったとのこと。否定意見としては、称賛派は騒ぎ過ぎ、リアリティを忠実に描く作品を期待していたが、後半の超展開に萎えた、との意見があった様子です。
映画『インターステラー』スペシャル映像【HD】2014年11月22日公開
 宇多丸本人の意見としては、まずは映像に関しての言及があります。どちらかといえば、ノーラン監督の目的としては、リアルを追及するのでは無いという面に関して、前作「ダークナイトライジング」からの引用を用いて説明されています。ストーリー、そして監督の作品に関する意図に関しては「2001年宇宙の旅」のオマージュを、自分の作品として徹底的に行うこと、「オレの考えた2001年宇宙の旅」感に、本質が詰まっているという点を述べております。非常に納得できる説明が行われているので面白いです。一聴する価値ありますよ。
映画『インターステラー』最新予告編
 こちらは、インターステラーに関する内容を、クリストファー・ノーラン監督、そして制作サイドの重要人物達が、余すこと無く語る貴重な映像となっております。舞台は、今我々が暮らすこの地球から、少し経った未来。宇宙を舞台にし、人間はこの地球を離れて、宇宙で移住先を見つける目的が土台にあり、その点を最新鋭の映像技術を用いて表現する、未知なる極限状態で人間は何が出来るかに迫るという点が語られています。そんな背景のある作品における映像を制作するにあたって、制作サイドがリアリティ、映像美を追及するために、四苦八苦、奔走する姿が生々しく収められています。

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