日本のみならず世界のジャパン・コミックファンからも熱狂的な支持を受ける筒井哲也のコミックを原作とした映画「予告犯」。映画版の公開とほぼ同時に、映画「予告犯」の世界から一年後という設定のもと、WOWOWで主演に映画版生田斗馬の事務所の先輩でもある東山紀之を迎えたオリジナルストーリーのドラマが放映されるなど、公開当初から話題には事欠かない作品となった。
映画版の主演は若手注目株俳優生田斗馬で、その生田演じるゲイツと作中で警察側の人間として対決する女性警部補役には戸田絵梨香。脚本は原作のストーリーから大きく逸脱することもなく、忠実に映像化されており、「正義か?悪か?」のキャッチコピーが物語る通り、観る側に法律や刑罰を超えた「正義」とは何かを問いかけてくる展開となっている。