宇多丸 映画批評 バケモノの子

 2015年の夏に公開された細田守監督の『バケモノの子』。細田氏が監督を担当した長編アニメ映画では5作目となります。細田守作品の一貫したテーマは「愛」。『時をかける少女』では少年と少女の淡い恋心を描き、『サマーウォーズ』では大家族を通して全てを包み込むような家族愛を描きました。『おおかみこどもの雨と雪』では母親の子供に対する愛情を描き、今作では父と子供の成長ストーリーとなっています。

 作画スタッフにはスタジオジブリより『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』などを手がけた高松洋平氏、大森崇氏、西川洋一氏ら豪華なメンツが美術監督として参加されています。吹き替えは声優と俳優の両者を起用。役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋、リリー・フランキー、津川雅彦、麻生久美子など旬の役者たちと、宮野真守、山口勝平などのベテラン声優によってアニメーションに生き生きしたキャラクターの息吹が吹き込まれました。

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