宇多丸 映画批評 アクト・オブ・キリング

 1960年代、インドネシアで百万人もの人々を大量虐殺した人たちがいます。彼らに実際にどう殺したのか再現させた衝撃のドキュメンタリー作品がこの『アクト・オブ・キリング(The Act of Killing)』です。監督はアメリカ人のジョシュア・オッペンハイマー氏。今作が初の長編劇場公開作品となります。アカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞にノミネート。総作指揮はドキュメンタリーを手がけることの多いヴェルナー・ヘルツォーク氏。他にエロール・モリス氏など。ヘルツォーク氏は宮崎駿監督の『風立ちぬ』でカストルプの吹き替えも担当されています。

 今作には続きもあり、『ルック・オブ・サイレンス』というタイトルで2014年に公開されました。こちらの作品では逆に被害者側の視点から撮ったドキュメンタリーが綴られています。第71回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門にて審査員大賞、国際映画批評家連盟賞などを受賞。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

新しいエントリー

カテゴリー

タグ