艦これ 陣形の選び方~単縦陣ばかり使ってません?~

 艦これの戦闘では、ほとんどの場合単縦陣を選ぶだけで勝ててしまいます。そのため、陣形なんて関係ないと思われるかもしれません。しかし、特定の敵や海域によっては命中率や回避率に影響が出ることもあります。潜水艦を相手にしたとき、夜戦で相手を撃滅するか安全第一でいくかなど、陣形を間違えると、苦戦する場合もあるので要チェックです。どの陣形も特定の戦闘で役に立つので、ぜひ活用してみてください。

艦これ 各陣形をガチンコ解説

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艦隊これくしょんのシステム内で選択できる陣形は「単縦陣、複縦陣、輪形陣、梯形陣、単横陣」と、全部で5つになります。

いきなりすべて覚えるのは大変だという人は、もっとも選択する機会の多い単縦陣から学びましょう。

単縦陣の次に使用頻度が高いのは単横陣と複縦陣です。この3つはプレイ初心者でも事前につかいかたを意識しておくことをおすすめします。

梯形陣と輪形陣は比較的つかいどころが限られてくるので、必要なときがきたら勉強するというかたちでもかまいません。

いずれの陣形を選んでも、装甲値には影響がありません。被弾によるダメージが変わるといったことはありません。

単縦陣

砲撃、雷撃に強いシンプルな陣形です。迷ったら単縦陣を選択しておけば間違いないという提督も多いです。

「攻撃は最大の防御」「やられる前にやれ」といった気風を持つ非常に攻撃的な形です。夜戦火力が高く回避は並といわれています。

火力を重視した戦艦が多いときや、重雷装巡洋艦の雷撃を頼みにした装備構成のときは単縦陣を選択することがほとんどでしょう。

敵艦隊に対して最大のダメージを発揮する反面、こちらも被害をこうむりやすい陣形です。

対潜水艦や対空の能力も低いので、考えなしに選択すればよいというわけでもありません。

特に対潜水艦のステージでは選択しません。あいてにダメージを与えられないばかりか、潜水艦の雷撃で重大な被害を受けてしまう可能性が高まります。

艦隊が三隻以下の場合には自動的に単縦陣が選択されてしまいます。(敵艦隊は三隻以下でも単縦陣以外の編成を選べてしまいます)。

潜水マス以外の全域ではきっちり活躍してくれる基本の陣形です。

複縦陣

二列の縦陣をならべた陣形です。単縦陣を応用したかたちになります。自艦の数が4艦以上で選択できるようになります。

単縦陣にくらべて防御を重視した陣形です。クリティカルも受けにくくなるといわれています。

雷撃回避率は並。敵艦隊の撃破よりもステージの突破を目指したい場合に好まれる陣形です。

単縦陣よりも砲撃や雷撃の攻撃力は少し下がってしまいます。しかし全体的にみれば、死角のない陣形といえます。

砲雷撃戦は実用の範囲内です。対空能力は輪形陣よりは劣りますが単縦陣よりも優れています。

対潜水艦の攻撃力も単縦陣より遥かに高いです。夜戦の命中率は単縦陣に劣りますが、昼戦における命中率は複縦陣の方が高いです。

緻密な砲撃で敵空母を無効化しつつ、夜戦に持ちこみ勝負を決めたいときなどは選択を検討すべき陣形です。

輪形陣

史実では輸送艦や空母など重要な艦を中心に編成された陣形です。周囲に駆逐艦や巡洋艦などを配し護衛させる目的がありました。

対航空機、対潜水艦を意識しており、空母機動部隊が多く用いた陣形です。

艦隊これくしょんにおいても、コンセプトは受け継がれています。

主力艦を中心にして、僚艦で輪を描くようにとりかこんだ陣形です。艦数が5隻以上でないと選択できません。

対空能力に特化した陣形です。対潜水艦の戦闘力も単横陣に次ぐ強さがあります。旗艦をかばう確率も高いです。

航空戦ステージや敵艦隊に強力な空母がいる場合に選択される陣形です。

残念ながら砲撃戦や雷撃戦は単縦陣や複縦陣の領分になります。特に雷撃戦においての命中率は最低限まで落ちこんでしまいます。

さらに夜戦においての命中率も低くなってしまいます。適切に使いどころを選ぶことで効果を発揮する陣形です。

敵艦隊は空母を主力とした編成が組まれているときに頻繁に選択してきます。かばう確率が高いことは敵側も同じです。

旗艦がゲージのあるボス敵だった場合はダメージをあたえることが大変になってきます。

梯形陣

梯形陣はその名前の通り、艦隊を斜線上に配置した陣形です。観艦式などで用いられることが多かった陣形でもあります。

砲撃、雷撃、対空、対潜、いずれの補正もこれといって目立ったものはない陣形です。

夜戦や回避のボーナスも特に判明しておらず、つかいどころが少ない陣形といわれています。

敵艦隊が水上艦と潜水艦の混成部隊のときには使用しても問題ないでしょうが、特別推奨されているものではありません。艦数が4隻以上でないと選択することができません。

敵艦隊は潜水艦を主力とした部隊が頻繁に選択してくる陣形です。プレイヤー側では4隻必要なのですが、敵側は3隻以下でも梯形陣を使用してくる場合があります。

つかいどころが難しいのは敵艦隊も同じなようで、雷撃戦の命中率や威力が単縦陣とくらべて大きく劣ります。

単横陣にくらべればやや警戒が必要という程度です。

単横陣

対潜水艦向けの陣形です。艦隊を横一文字に展開して広範囲をカバーする目的がありました。

潜水艦に対する攻撃力は全陣形のトップです。

対潜水艦装備を固めて挑めば、強力な潜水艦であっても撃沈は難しくないでしょう。(通常戦闘の場合は、夜戦時に潜水艦へのダメージが通らなくなってしまうので注意してください)

単縦陣とは正反対に防御特化の陣形でもあります。自艦の被害を最小限に抑えられるといわれています。

反面、砲雷撃戦の威力は最も低くなります。潜水艦以外の敵艦への攻撃力や命中率はほとんど期待できません。

潜水艦以外の敵艦隊を相手に用いる場合は、撃破よりも突破をねらってのことが多いです。艦数が4隻以上でないと選択できません。

敵艦隊が使用してきた場合も同じく、砲雷撃威力は下がりますが、対潜水艦のボーナスがつきます。味方側に潜水艦がいる場合は警戒が必要です。




艦これ 連合艦隊と陣形

まず簡単に連合艦隊について説明します。

艦これでは、第1艦隊と第2艦隊をあわせて最大で12隻の艦をひとつの艦隊として出撃するシステムです。

編成する艦種によって「空母機動部隊」と、「水上打撃部隊」に分けられます。「空母〜」はその名の通り空母を中心とした編成で、「水上〜」は戦艦を中心とした編成を指します。

どちらの連合艦隊であっても主戦力は第1艦隊に集中し、第2艦隊は駆逐艦や軽巡洋艦を中心とした水雷戦隊になります。

プレイヤーの任意でつかえるシステムではなく、海域ごとに指定されなければ組むことはできません。

初めて実装されたのは2014年の秋イベント『AL作戦/MI作戦』です。

通常艦隊との違い

・潜水艦を旗艦にすることはできません。

・航空戦に参加できるのは第1艦隊だけになります。対空防衛には両方の艦隊が参加します。その際に対空カットインも発生し、ダメージを受ける機会もあります。

・雷撃戦へ参加できるのは第2艦隊だけになります。

・敵味方のどちらかに戦艦がいる場合は砲撃戦が二巡しますが、第2艦隊の砲撃機会は一巡のみです。

・夜戦は第2艦隊のみが参加できます。このとき対潜水艦への攻撃は通常艦隊に比べて大きく通ります。

連合艦隊の陣形

連合艦隊の陣形は「第一警戒航行序列、第二警戒航行序列、第三警戒航行序列、第四警戒航行序列」四種類から選べます。

・第一警戒航行序列

対潜警戒の陣形です。通常時に対応する陣形は単横陣です。

敵艦が潜水艦を主力とした部隊の場合は選択されることが多い陣形です。

・第二警戒航行序列

前方警戒の陣形です。通常時に対応する陣形は複縦陣です。

複縦陣と同じく火力もそこそこあり、対潜水艦にも長けているため、敵艦隊が水上部隊と潜水艦の混成部隊の場合などによく用いられます。

また、第2艦隊の艦数が足りないなどの事情で第四警戒航行序列が選択できない場合にも用いられます。

・第三警戒航行序列

対航空戦の陣形です。通常時に対応する陣形は輪形陣です。航空戦に特化されたステージではこちらの陣形を選びます。

敵艦隊に強力な空母が存在している場合も優先されます。

第2艦隊の艦数が5隻以上でないと選択することができません。

・第四警戒航行序列

戦闘隊形の陣形です。通常時に対応する陣形は単縦陣です。

砲撃戦特化型の基本的な陣形です。潜水艦や空母を警戒する必要がない海域ではこちらを選んで問題ないでしょう。ボス戦にも多く採用される基本的な陣形です。

第2艦隊の艦数が4隻以上でないと選択することができません。

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