昭和の時代、映画館でお茶の間で、この映画で笑わなかった人はいなかった「男はつらいよ」シリーズから20年。山田洋次監督が贈る、待望のファミリー喜劇です。結婚50周年を迎えようとする夫婦に、突然訪れる「熟年離婚」の危機。まさかの事態の解決に乗り出す子供たちは、「家族会議」を開きますが、その場でそれぞれの今までの不満が噴出し、思わぬ事態になっってしまいます。
「最高のアンサンブルの中で、現代社会の家族の‘喜劇’を描きたかったとおっしゃる山田監督。平成の世になって28年。昭和の時代とは、家族の在り方も変化してきています。それぞれの家族が抱える問題は、大変な中にもどこか喜劇的な部分もあり、親世代だけではなく、子供世代が抱える家族の問題をも織りなして、平成の世の「家族」の在り方を見つめ、ふたたび、映画館にお茶の間に「新しい笑い」をお送りします。