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映画「恋人たち」 橋口亮輔監督の最新作予告編+初日舞台挨拶!

by админ
 「ぐるりのこと」から7年振りの長編を手がけた橋口亮輔監督の最新作が11月14日から東京を始めとして、全国上映され、その後も順次各地で上映が続いており、話題になっています。公開から1ヶ月以上たった現在でも評価が高く、年末には各新聞社の映画部門担当者の回顧記事にて紹介されるほどでした。

 2015年の東京国際映画祭「JAPAN NOW部門」で初上映された、淡々と世知辛い世相を映しながら、そんな中でもがきながら生きる人間の感情を深くえぐる、絶望と再生の物語として描かれています。前作長編「ぐるりのこと」を見たことある人も、そうでない人も、この現実を生きる誰もが心の片隅でもがくような、そんな感情を揺さぶられる何かが必ずあることを、実際作品を観ると感じることができるはずです。そんな、「恋人たち」の予告編と初日舞台挨拶を見てみましょう。
映画『恋人たち』予告編
 9月1日にYoutubeで公開された予告編です。「恋人たち」というタイトルから想像できる甘美なイメージとは裏腹に、物憂げな表情の男性が画面を通り過ぎた後に映し出される橋口監督の言葉。この言葉だけで、普通の恋愛ストーリーでないことがおわかり頂けるでしょう。退屈な日常を送る平凡な主婦、完璧主義者でゲイの弁護士、そして、愛するものを不条理に奪われてしまった男。異なる諸事情を抱えた3人の男女の感情を含めた人間ドラマが丁寧に描かれた物語となっています。
橋口亮輔監督、7年ぶり長編が初日!主演俳優にダメ出し?映画「恋人たち」初日舞台あいさつ
 国民健康保険の窓口で冷たく現実を突きつけられるシーンも痛々しいですが、その後に続く、その男の妻が、3年前に通り魔に殺されてしまうという事実が映し出されます。突然日常を奪われてしまった男は荒れて、もがいて、苦悩を吐露する。それを諭すように同僚の男が語りかけます。「殺しちゃダメだよ…」飲み込めない思いを飲み込みながら、この男と同様に他の2人の男女の様子が窺い知れる様子が映し出されます。ありふれた日常が壊れた後の、それから先のささやかな再生を思わせ、深い内容を知りたくなる映像となっています。
映画『恋人たち』40秒特報映像
 11月14日の公開初日、東京都内で『恋人たち』の舞台挨拶が行われました。まず、橋口監督からの挨拶。この作品をを製作するに当たり、製作中の7年間、励まし続けてくださったことや作品完成・宣伝に至るまで支えてくださったことを含め、尽力していただいた松竹ブロードキャスティングの方々への、の謝辞を語ります。そして、今回の作品の資金はクラウドファウンティングで集めることができたといい、このことに関しても謝辞を述べられました。

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