【1.Skyrimのストーリー】 ベセスダが送る「The Elder Scrolls」シリーズの第5作目にあたる「Skyrim」。
その名前の由来はTESシリーズの舞台となる「タムリエル大陸」北部に位置する雪国の地域「スカイリム」がタイトルとなっています。
プレイヤーの分身たる主人公は、最初は囚人として護送されており、危うく処刑されかけた所をドラゴンの襲撃によって逃げ出す事ができました。
その後、ホワイトランでクエストをしているうちに、主人公はドラゴンの言葉を力に変える魔法「シャウト(スゥーム、声秘術)」を使えるドラゴンボーンである事がわかります。
プレイヤーはドラゴンボーンとして広大なSkyrimを冒険し、様々な出会いや色んな思いが錯綜するクエストをこなしていきます。
それらの行動の先にある結末はプレイヤーによって異なり、まさに自分だけのキャラクターで冒険する事ができるのです。
【2.ドラゴンが使う言葉の魔法「シャウト」とは?】
「シャウト」は別名「スゥーム」「声の力」「声秘術」とゲーム中では呼ばれており、表記がまちまちですが全て同じ意味を持ちます。
「シャウト」はドラゴンが持つ特殊能力「言葉を力に変える魔法」の事で、例としてドラゴンが火を吐いてくるブレス攻撃もこの「シャウト」によるものです。
ゲームに登場するNPCにはただ火を吐く攻撃にしか見えないようですが、プレイヤーの主人公にはドラゴンのブレス攻撃等が「シャウト」として聞こえるようになっています。
プレイヤーはスカイリム各地の「言葉の壁」に刻まれたドラゴンの言葉を見つけることで新しいシャウトを覚えていく事ができます。ただし、覚えたからといってすぐにそのシャウトが使えるわけではありません。
【3.「シャウト」の特徴】
基本的にドラゴンの言葉である「シャウト」は3つの単語で構成されており、一番最初に覚えるシャウト「揺るぎ無き力」は「Fus(力)」「 Ro(均衡)」「 Dah(圧力)」で構成されており、プレイヤーはホワイトランのクエストで訪れる「ブリークフォール墓地」で最初の「揺るぎ無き力」の「Fus(力)」を覚えます。
しかし、この時点ではまだ使用する事ができません。この後のクエストで現れるドラゴンを倒すと、主人公がドラゴンの魂を吸収し、「揺るぎ無き力」が使えるようになります。
「揺るぎ無き力」は最初の段階だと人や動物を軽くひるませる程度ですが、「 Ro(均衡)」を覚えると跪づかせることができます。さらに「 Dah(圧力)」まで覚えれば、人型や動物程度なら吹き飛ばしてしまうパワーを得る事ができます。
「シャウト」はマジカやスタミナを消費する事がありませんが、クールタイムがあるため、「シャウト」によっては何分間も使用できない状態になることがあります。
【まとめ】
プレイヤーの固有能力「シャウト」ですが、実は敵でもドラウグルの上位種が使ってくる事があります。
自分で使っているだけに敵からのシャウト攻撃は恐ろしいものです。(P.N えさとれ)