18号とは?

レッドリボン軍の生き残りの天才科学者であるドクター・ゲロが、孫悟空を殺害する目的で人間の女をベースに改造した人造人間(サイボーグ)。

伊藤美紀さんという声優さんが担当していらっしゃいます。ナレーション、アニメ、ゲームの吹替えをされています。

18号の担当の時は「とにかく強くて、割り切って演じられるのでスカッとする」キャラクターと語る。その一方で未来世界の残虐な18号を演じた際は、心苦しかったとも発言している。

人間をベースにして、ほとんど有機質だけで改造してあり、それが細胞レベルで融合している。他の人造人間らと同様に飛行能力を有し、気配を一切感じさせない。エネルギー切れが

ないために疲労を感じることもなく肉体も頑強である。

生身の人間をベースとしているため生殖能力は残っており、のちにクリリンとの間に娘のマーロンをもうけている。

外見的にはかなりの美人であり、第25回天下一武道会では多くの男性参加者から「いい女」と評されており、バトルロイヤルでは美男子のジュエールに言い寄られている。

細胞の劣化が遅いために年の取り方も遅い。原作やドラゴンボールZの末期の頃でも外見そのものは変わっていないが、年相応の格好をしている。

好戦的な性格で言葉遣いも荒く、金銭面にがめついが、基本的に常にクールで高飛車な態度を貫いている。

一方で一般的な女の子同様にファッションに気を遣っており、ブロンドの髪を掻きあげる癖がある。

気持ちを素直に表現できない奥手なところもある。悪役としての登場だったものの、無闇に人や動物の命を奪うことはせず、作中の時間軸の18号は直接的には誰一人として殺していない。

また、自分たちを追って来たベジータたちや警官も追撃不能にした時点で攻撃を止めており、アニメでは自動車で走行中に暴走族に絡まれても追撃不能にしているだけだった。

作中での活躍

当初はゲロの命令を全く聞かなかったため、それを修正する再調整を受け機能を停止させられていたが、ゲロがベジータらに追い詰められたことでやむなく起動される。

勝手に自分たちを改造したゲロを恨んでいる。起動後は16号、17号とともに悟空を倒すために行動し、その途中でベジータと戦うことになる。

ベジータとの戦いは互角の勝負に思えたが、スタミナの減らない点(永久エネルギー)でベジータを圧倒し、勝利を収める。

このとき、人造人間の強さに圧倒されて尻込みしていたクリリンのことをからかう意味で頬にキスをしているが、このことがクリリンに恋心を芽生えさせる結果となっている。

16号の情報を基に悟空の家に向かう途中、服屋に立ち寄り、ベジータ戦でボロボロになった服を替えるが、気にいらず、悟空の家に辿り着くまでの間に服を着替え直していた。

17号とピッコロの戦いの最中、セルの登場によって事態は一転。17号と18号を吸収することで自らを完全体にしようと目論むセルに付け狙われ、悟空を倒すどころではなくなる。

18号は、17号が吸収された後、現れた天津飯の決死の攻撃の最中16号とともに逃げようとする。

その後、ブルマらによって作られた人造人間の緊急停止コントローラーを持つクリリンが現れるが、18号に恋心を抱いていたため、スイッチを押すことができず、本人の目の前でコントローラーを踏み潰す。

その際クリリンは、18号に「吸収されないで欲しい」と言っている。しかし、直後にセルに発見され、戦おうとするが最終的にセルの太陽拳に目をくらまされた隙に吸収された。

セルゲームでの孫悟飯との戦いの際、頭部に強烈な攻撃を受けたセルが口から18号を吐き出したために生還、無傷だった。

セルゲーム終了後に意識を取り戻した後、悪態をついて飛び去ろうとしたが、ドラゴンボールへのクリリンの願いによって17号とともに体内の爆弾が取り除かれる。

その後自分と17号がお似合いだと諦めるような発言をしたクリリンの前に飛び出し「17号は双子の弟だ」と誤解を解き、感謝などしていないと憎まれ口を叩くと同時に「またな」と再会を匂わすような発言をして飛び去る。

ちなみに18号は、あまりにも人工体の影響が強過ぎるせいか神龍でも生身の人間には戻せなかった。

この4年後にはクリリンと結婚し、娘のマーロンをもうける。パラレルワールドである「悟空の死んだ未来」では、作中の次元とは全く違う残虐な性格の18号になっており、双子の弟の17号とともに破壊と殺戮を繰り返している。

その過程で孫悟飯をはじめとするZ戦士を全員殺害し、悟飯の死後に単独で戦いに挑んできたトランクスを痛めつけた。

その後パセリシティでコンピューターゲームに負けた腹いせで街を破壊していた際に過去から帰還したトランクスと対面することになる。

「うっとうしい」と言う理由でトランクスを殺害しようとするが、セルとの戦いを経て成長したトランクスの敵ではなく、「殺された仲間たちのかたき」として気功波により消滅させられる。

青年トランクスが生まれた次元の18号・17号は、作中の次元の18号・17号より実力が低かったことがトランクス自身によって語られている。

18号の戦闘力は!?

17号と比較すればパワーで多少劣るが、それでも超サイヤ人を凌駕する実力は、永久エネルギー炉の異常なパワーによって得られている。

生みの親であるゲロでさえ手に負えないほどで、他の人造人間らと同様に飛行能力があり、気配を一切感じさせない。

エネルギー切れがないために疲労を感じることはなく肉体も頑丈である。ただし、劇場版にてバイオブロリーと戦った際に息切れを起こすシーンがある。

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18号の名シーン

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ドラゴンボールGTでドクター・ミューによって凶暴化した双子の弟17号にクリリンを殺されるシーン。この時18号は涙と激しい怒りを見せる。

そして17号と対峙する際、強い口調で娘を逃がそうとするシーンで、その母性を感じることができる。返り討ちにあった18号はボロボロになりながらも、倒れたクリリンに這いより手をとりながら

好きだったよ、クリリン・・・

といいつつ気を失ってしまう。18号本人が倒れたクリリンに対して言う本音で、中々見られないシーンである。




18号の意外と知らないうんちく

18号の意外と知らないうんちく

スリーサイズ

こののデータは平成7年のVジャンプ「ドラゴンボールZ特集」より身長160cm/体重45kg/バスト84cm(Cカップ)/ウエスト58cm/ヒップ83cm

クリリンとの交際、結婚に至るまで

交際・結婚に至る経緯については作中全く触れられていない。この点について原作者の鳥山明氏は「今まで出会ったことのない、真面目で純朴なタイプのクリリンに、だんだんと惹かれていったというストーリーが頭の中で出来上がっていたが、恋愛描写が苦手なため省いた」と発言している。

結婚生活は幸福なようで、クリリンの「すごい幸せなんだから」という台詞に否定せず頬を赤らめている様子が見られる。

18号の改造される前は!?

改造される前は姉弟揃って札付きの不良であり、いきのいい実験材料を探していたゲロに偶然遭遇し、さらわれて改造されたようだ。

18号のお色気シーン!

亀仙人に服の上からパフパフされたり、胸を揉まれる(第239話)といった、原作にはなかったお色気シーンもあった。

18号の人間関係

魔人ブウ編でクリリンに対して「気をつけるように」と夫への優しさを見せる。

また、ブルマたちとの人間関係も良好で、天界で亀仙人たちとほのぼのとトランプ遊びをしていたり、アニメではベジータが自爆した際の爆風で仲間たちを乗せた飛行機が墜落しそうになった時、ビーデルにマーロンを託し、外に飛び出て飛行機を下から支えて無事に着陸させるシーンがある。その際、お礼を言ったチチに対して微笑みかけている。

テーマソングがある!?

テーマソングに『perfume No.18~魔性の香り~』がある。歌手はKUKO&Yasumi。作詞は森由里子、作曲と編曲は山本健司が担当した。

もう一曲『ハートブレイク・メロディ、みょうに』という曲もある。心が芽生えつつある頃の彼女の心境を歌っている。

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18号の気になるところ

住んでいる場所はカメハウスで、クリリン、娘のマーロン、亀仙人とともに暮らしている。基本は人間なので修業をすればさらに強くなることが可能である。食事は必要としないが水分補給は必要である。

邪悪龍出現後に娘と一緒にカプセルコーポレーションを訪れたのが最後の登場である。

人造人間の中で、主人公側の仲間になった唯一のキャラクターであり、登場が少ない割りにファンが多く、公式ファンブックにおける人気投票では、女性キャラクター中のトップ票を集めた。

また、作品内ではチチ、ビーデル同様に戦闘の描写がある数少ない女性でもあり、特に気功波を撃ったのは本編では18号のみである。

劇場版「超戦士撃破!!勝つのはオレだ」では、天下一武道会での決勝戦にて、ミスター・サタンから、2000万ゼニーを貰う取引をした。その取立てにクリリンとマーロン、トランクスと悟天を連れてサタンの邸宅に押しかけ、室内を荒らしたシーンがある。

その後、サタンの幼馴染であるジャガー・バッタが乱入し、サタンの一番弟子とされ、バッタの仕向けたバイオ戦士と戦うことになる。

後にバイオブロリーと戦うが、18号には手に負えなかった。悟天たちと共にジャガーたちを連れて脱出する際、クリリンが女性研究員に抱きつかれている姿を見て嫉妬していた。

サタンが度々助けを求めたため、賞金を一億ゼニーまで吊り上げていた。

ジャンプスーパーアニメツアー08上映作品『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』ではサタンが企画した祝賀パーティーにクリリン、マーロンと共に出席。

助けを求めるターブルに加勢しようとしたクリリンを「一銭にもなりゃしないだろう」と一喝している。

しかし危機に陥った際は身を呈して娘を守ろうとしており、そこへ駆けつけたクリリンに余裕を持って微笑みかけている。『ドラゴンボールZ 神と神』では、ブルマの誕生日パーティーに出席した。

そこに現れた破壊神ビルスがミスター・ブウとプリンをめぐって戦いに発展していったため、ピッコロ、天津飯とともにビルスを取り押さえるべく挑むが、すぐに倒されてしまう。

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』では、フリーザ軍との戦いに向かうクリリンに「私の方が強いから私が行こうか?」と気遣うが、クリリンから「マーロンを守ってくれ」と頼まれクリリンを剃髪して送り出す。

その際に戦いに向かうクリリンを「カッコいい…」と呟きながら見送り惚れ直している様子が覗える。この時にクリリンからは「18号さん」とさん付けで呼ばれていた。鳥山明氏は元々人造人間編で登場する人造人間を、19号と20号の2体のみにする予定だった。

しかし敵がデブと老人という状況に初代担当編集者の鳥嶋和彦氏から文句を言われたため、急遽新たに17号・18号として、美形の男女の容姿をした人造人間を登場させることになった。

なお、今度はガキかと再度文句を言われ、新たな敵としてセルが登場することになる。

18号の本名とは!?

作中、18号は「18号」以外の呼び名で呼ばれることはない。

18号自身も「18号」としか名乗らず、魔人ブウ編で氏名の記述を求められた際、天下一武道会の係員から「18号とは名前なのか」と問われて不機嫌そうに認めるシーンがあった。

人間だったころはラズリという名前であった。双子の弟17号(人間だったころの本名はラピス)ドクター・ゲロによって同じく人造人間にされてしまう。

クリリンとセル戦ののちに結婚、娘マーロン をもうけている。

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18号の必殺技一覧

原作では必殺技の名前はついていないが、ゲーム等では技の名称がついている。

気円斬(きえんざん)

元々はクリリンの技。気を刃物のように鋭く円盤状に練り上げ、ぶつけることで相手を切り裂く技。第25回天下一武道会において使用している。

アクセルダンス

17号もしくはクリリンと2人での攻撃にゲームで名称が付けられたもの。ゲームでは、17号とのものはベジータ、トランクス戦での様子が再現されている。

相方がクリリンの場合は攻撃力が17号の時よりも1.5倍上昇する。

パワーブリッツ

片手から発射される気功波。第25回天下一武道会にて使用している。エネルギー弾自体は人造人間編においてもセルの吸収を逃れるために自害のため使おうとしたが、撃つ際に、一瞬隙ができることをセルに見破られ未使用に終わった。

インフィニティバレット

両手から気功波を大量に放出する。未来の18号がコンピュータゲームに負けた腹いせに街を破壊する時に使用。

その他

・アルティメットブラスター

・エネルギーウェイブ

・エネルギーボール

・気円双波斬

・デッドリーダンス

・ドレインチャージ

・スーパードレイン

・ハイパードレイン

・パームスマッシュ

・ブラッディダンス

・エネルギーフィールド

・サディスティック18

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