PSO2では、クラスレベルを上げることでスキルポイントを取得でき、取得したスキルポイントを使用する事でクラススキルを取得、スキルレベルを上げることが出来ます。
PSO2においては、キャラクターの与ダメージ、被ダメージなどに直結するため非常に重要なポイントになっています。
適性のスキル振りを行ったキャラクターと不適切なスキル振りを行ったキャラクターでは、最終的な与ダメージが50%〜200%以上変わるため、最強クラスの装備を持っていてもクラススキルを上手く扱えないと地雷扱いを受けることになります。
また、メインクラスに設定している時のみ効果を発揮するスキルや、一見すると効果があるのか無いのか分からないスキルであっても使用する武器によっては大きなメリットがあるなど、サブクラスでこそ高い効果を発揮するスキルもあります。
クラススキルの分類
・対応する武器にのみ特殊な効果を与える「ギアスキル」
・取得することで常時効果が発動する「パッシブスキル」
・サブパレットにセットすることで任意のタイミングで起動できる「アクティブスキル」
・サブパレットから使用する事で長時間効果を持続させる「スタンススキル」
に分かれます。
ギアスキル
取得することで対応した武器を装備している時に条件を満たすとギアゲージを蓄積、蓄積されたギアを消費したり、ギアの蓄積量に応じた追加の効果を得る事が出来るスキルです。
武器によってはギアスキルがあるかないか火力や操作性に雲泥の差が出るため、該当する武器を使用する場合、ほぼ必須とされています。
パッシブスキル
取得することで発動条件さえ満たせばクエスト中は常に効果を発揮するスキルです。
発動条件はジャストアタックや弱点部位への攻撃といったものから、対象と自キャラクターとの距離など様々ですが、総じて1つのスキルあたりの効果は控えめなモノが多いのが特徴です。
また、ステータスUP系のスキルも取得することで無条件で効果が発生するため、ある意味ではパッシブスキルであると言えます。
アクティブスキル
取得しただけでは効果を得ることが出来ず、取得後にサブパレットにセットし、クエスト中に使用する事で発動するタイプのスキルです。
アクティブスキルの多くは効果が強力な反面、効果時間と再使用時間(CTとも呼ばれます)が設定されており、常時使用する事が出来ないという特徴があります。
スタンススキル
一度発動すると30分〜無制限といった長時間効果が発揮するスキルです。
スタンススキルを取得できるクラスはハンターならばフューリーとガード、ファイターならブレイブとワイズといった2つのスタンススキルが取得可能ですが、発動できるのはメインクラス、サブクラスからそれぞれ1種類ずつ、合計2種類までになっています。
また、スキルの中にはスタンスと明言されていなくてもスタンスと同様の判定がされているクラススキルなどもあります。
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PSO2 スキル振りの考え方
スキル振りといっても、がむしゃらに取得すればいいというわけではなく、ある程度のテンプレ構成があります。
PSO2では基本的にクラスに関係なく攻撃重視の構成が推奨されています。
現在のPSO2ではヒーラーやバッファ、といった支援色の強いクラスは実装済みクラスの中ではテクターのみ、かつテクターも自身の攻撃力を確保しつつ支援系スキルを取得可能なため支援や回復特化の構成はあまりに意味がないためです。
に重要とされる要素
・ギアスキルスキル(対応武器を使う場合)
・火力増加スキル(パッシブ、アクティブ、スタンス問わず)
・各種補助スキルや上記のスキル群に関連したスキル
といったスキルが必要になります。また、スキルの優先度は%上昇系スキルを優先し、実数上昇タイプのスキルは後回し、もしくは取得しない傾向が強めです。
ギアスキル
対
応している武器を使用する場合にはギアスキルを取得します。
ほとんど武器ではギアは必須スキルですが、ウォンドは打撃攻撃に使用しない場合はウォンドギアを無理に取得する必要はありません。
火力増加スキル
次に必須とされるのが、ダメージを増加させるタイプのクラススキルです。
これらを取得しないと、与ダメージがかなり減少することになるため、マルチプレイで他の人に迷惑をかけてしまうだけでなく、ソロプレイ時にも撃破までに時間がかかってしまうなどのデメリットがあります。
クラスにもよるものの、火力系のスキルをしっかりとそろえた場合にはそれだけでダメージ量が、スキルを振ってない状態と比べて1.5〜2倍以上とかなり増えます。
さらにそれがメインクラスとサブクラスの両方に存在するため、実際のダメージ量はスキルが全くない状態と比較すると、2〜4倍程度になります。
各種補助スキル
ギアスキルの効果を補助(ギア消費量減少や蓄積量増加など)するスキルなど、直接的間接的に火力上昇の効果があるものを優先し、最後に回避系や防御系のスキルと取得していきます。
また、全てのスキルに言える事ですが「効果は強力だが発動条件が厳しいもの」があります。
それらのスキルは一見すると高い効果を発揮する強力なスキルのようにも感じられますが、安定して効果を乗せられないのならば、スキルポイントの無駄になってしまいます。
更には、効果が乗らないならばまだ良く、スキルによっては効果適用時以外はダメージ減少効果が発生する場合まであります。
そういった「見た目の数字に釣られない」という点もスキル振りを考えるうえでとても重要なポイントです。
PSO2 スキル振りの注意点
クラススキルの中には、取得する上で注意した方が良いこともあります。
・複数のクラスに同じスキルがある場合
・そもそも使用機会がほとんどない
・スキルの振り直しには、アイテムか課金が必要
といった点です。
複数のクラスに同じスキルがある場合
一番起きやすいのは、複数のクラスに同じスキルがある場合です。
ステップアドバンスやダイブロールアドバンスが最たる例で、こういったスキルは「メインとサブ、どちらかのクラスでのみ取得すれば効果が適用される」という仕組みになっています。
そのため同系統のクラス同士でメイン・サブのクラスを決める事が多いPSO2ではせっかくのスキルポイントを無駄に消費してしまうことになります。
例外として、ステータスUP系のスキルは名称が同じであっても重複して効果が適用されます。
そもそも使用機会がほとんどない
次に、取得を気を付けたいのが「取得してもそもそも使用機会が無いスキル」です。
スキルの中には一見すると強力なスキルであっても、使用機会がない、もしくは取得してもあまり意味がないスキルなどがあります。ユーザー間では俗に「死にスキル」などとも呼ばれることがあります。
主に状態異常に関連したスキルに多く、例として、ファイターの「チェイス系のスキル」はレイドボス戦で全く効果が発揮されない(レイドボスの状態異常ダウンはチェイスの効果対象外なため)など効果自体は強力ですが、特定条件下では全く無意味なスキルになっています。
チェイス系のスキルはそもそもが対集団戦時向けのスキルであり、ファイター武器の特徴である状態異常付与のしやすさと相まって大集団戦時には高い効果を発揮することになり、
有利不利がはっきりしているスキルでもあるため、一概に「地雷スキル」というわけではないなど、使用するユーザー次第といった部分が強くなっています。
振り直しにはアイテムか課金が必要
スキル振りをするうえで最も注意したいのが「スキルの振り直しにはアイテムもしくはACの使用が必要」という点です。
スキルツリーを初期化するためには、アップデート時などに配布される「全スキルツリー初期化パス」を使用するか、ACコンテンツによるスキルツリーの追加、もしくは振り直しなどを使用して修正する以外の方法はありません。
そのため、スキル振りをする前には有志のユーザーが制作したスキルシミューレーター使用するか、現物のスキルツリーでよく確認するなどしてよく吟味するのがおすすめです。
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