※ダークファルスはPSO2の大ボス的存在です。
この項目の内容にはストーリーに関する重大なネタバレが含まれる可能性があります。ご覧頂く際にはご注意下さい。
ダークファルスという存在とその種類
アークスは普段ダーカーと戦っていますが、それを生み出していると言えるのが「ダークファルス」です。(「DF」と表記されることも多いです。)
ストーリーを進めていくと、各エピソードのラスボスとしてダークファルスと戦うことになります。
ダークファルスにはまだまだ謎が残されており、全てが明らかにはされていません。一応エピソード3で大きな結末を迎えていますが、今後も新たな事実が登場するかもしれません。
現在は5体のダークファルスと、それらを生み出した更に大元とされる存在が確認されています。
そしてダークファルスはそれぞれの特色を持ったダーカーを生み出します。何となくダーカーの見た目で分類分け出来るなと思ったことがあるかと思います。
その違いがまさに生み出したダークファルスの違いなのです。最初は区別なく戦っているでしょうが、そのうちじっくり観察してみて下さい。
よく考えるとそのダークファルスのエピソードと関連のある出現場所になっています。
「PSO2 攻略Wiki」はこちらへ
ダークファルスの形態
ダークファルスには通常3段階の姿があり、「人型・大型エネミーのようなタイプ・建物級の大きさがある巨大タイプ」に次々変化します。
人型
ダークファルスが憑代としてのりうつった人の姿であると思われます。
ダークファルスはのりうつった人物の性格が強く影響される存在なので、「のりうつられた人格」というよりは「そのキャラクターがちょっと悪くなった」というイメージです。
髪が毛先に行くに従って紫のグラデーションになっているのが特徴です。(エピソード4のアイカの状態から、この紫はダーカー因子によるものだと考えられます。)
エピソード中に度々プレイヤーの前に現れ、会話をしたり戦闘になったりします。通常のクエスト中にエマージェンシートライアルで出現することもあります。
大型
「ヒューナル体(形態)」と呼ばれ、完全にエネミー(ダーカー)の見た目になっています。
大きさは人より大きく、ロックベアより若干小さいイメージです。ストーリークエストのエピソードラストで戦闘することになります。
人型と同じく通常クエストのエマージェンシート
ライアルに出現する可能性があります。場合によってはBGMが変わったりして、かっこいい演出になっています。
ボスとしての強さがあるので、自身の無い難易度で出くわしたら逃げるのもひとつのテでしょう。
巨大タイプ
民家を踏みつぶせる感じの超大型です。
戦闘は必ず「緊急クエスト」で行われ、特殊なエリアでプレイヤー12人で挑むことになっています。
緊急クエスト以外で出会うことはありません。ストーリーをエピソードのラストまで進めてからこの緊急クエストをプレイすると、クリア後にエピローグ的なイベントを閲覧することが出来ます。
「PSO2 攻略Wiki」はこちらへ
ダークファルスの種類
【巨躯】(エルダー)
エピソード1のボスです。とあるアークスの体にのりうつっています。魚介系と言われるダーカーを生み出します。
「ダガッチャ」等の、主に遺跡に出現するダーカーです。本人と生み出したダーカー共に光・雷が弱点です。
大型形態は「ファルス・ヒューナル」(「ヒューナル体」という言葉はここからきたのでしょうか?)という名前で登場します。(ちなみに「巨躯」の本来の読み方は「きょく」です。万が一変換出来ない場合は「きょ・むくろ」で出ると思います。)
エルダーの緊急クエストは2段階に別れており、最初の30分が「前哨戦」、続けて発生するクエストが「本戦」などと呼ばれています。
前哨戦を1回でも(難易度はどれでも良い)クリアしないと、本戦の受注は出来ません。前哨戦は時間の限り何度でも受注出来ますが、本戦は1キャラクターで1回のみの挑戦となります。
前哨戦で撃破成功(Ship全体で一定以上撃破)しないと本戦を受けることは出来ませんが、ほぼ確実に成功するのであまり考えなくても大丈夫です。
前哨戦は「ファルス・アーム」という、エルダーの巨大な腕4本との戦闘です。経験値がとても良いとされているので、レベルアップに利用するのがオススメです。
【敗者】(ルーサー)
エピソード2のボスです。
フォトナーであるルーサーにのりうつっており、元々のルーサーの人格が非常に強く影響したダークファルスです。(ほぼルーサー本人と言えるような気がします。)
有翼系と言われるダーカーを生み出します。「シュトゥラーダ」等の、翼を持って飛んでいるようなダーカーです。
光・風が弱点です。ヒューナル形態は「ファルス・アンゲル」です。エルダーと同じく2段階に別れたクエスト形式です。
前哨戦は「アポス・ドリオス」(ルーサーの「眷族」らしい)との戦いです。(※ルーサー緊急については詳しく後述します。)
前哨戦に設定された撃破数が100%を下回ると、質が一段落ちた「偽物」と言われる本戦が発生してしまいます。(これも大体自然に達成されます。)
【仮面】(ペルソナ)
エピソードの序盤から時々姿を見せる謎のダークファルスです。
その正体は是非ストーリーをクリアして確かめて下さい。基本的には人型形態しか存在しません。
【若人】アプレンティス
エピソード2からちらほらストーリーに現れるダークファルスで、人型形態の種類が一番多く登場します。
ダークファルスが次々と人を憑代としているということが良く分かる存在です。蟲系と言われるダーカーを生み出します。
「ダガン」等の、初期に良く見られるダーカーです。(アプレンティスの存在が分かるのはエピソード1クリア後ですが、実は最初から彼女のダーカーと戦っていたということですね。)
光・炎が弱点です。アプレンティスは本編ではなく、エピソード3外伝のボスになります。今の所ヒューナル形態は登場しません。
アプレンティスは「防衛シリーズ」の最終戦として登場します。キャラ毎ではなくシップ毎に、2回のクリア回数制限が設けられています。
特殊な形で巨大形態になったためか、「ダークファルス・アプレンティス・ジア」という名前で現れます。
アプレンティスは人型それぞれの時と、この防衛戦で扱いが異なるため、ここで対峙するアプレンティスのことを特に「ジア」と呼んだりします。
【双子】(ダブル)
これまでの全てのダークファルスを操っているような存在で、エピソード3で主な活躍が描かれます。その名の通り、双子として現れます。
他のダークファルスは憑代の性格を強く反映していて、それに基づいた人間的な行動も多く見られましたが、このダブルは純粋なダークファルスの意思に近いものを持っているようです。
ダークファルスの大元である【深遠なる闇】を復活させるべく動いています。
玩具系と言われるダーカーを生み出します。「パラタ・ピコーダ」等の、ハルコタンに出現するオモチャのようなダーカーです。光・氷が弱点です。
ヒューナル形態
「ファルス・ダラン」と「ファルス・ダリル」で、合体して「ファルス・ダランブル」になります。
ダブルの巨大形態戦
エピソードの大ボスではなく、深遠なる闇の前座として扱われています。2段階のクエストではなく、連戦形式です。
ダブルと戦ったあと、そのまますぐ深遠なる闇戦に突入します。1シップ毎に1回のクリア回数制限が設けられています。
シップ全体の撃破数に応じてプレイヤーに支援効果がかかる「A.R.K.S.支援システム」というものが導入されています。(「アークスブースト」などと呼ばれています。)
Lv3まであり、最大HPが上がったりPP回復量がアップしたりします。自身が無い人はLv3になるのを待ってから挑むのも良いでしょう。
慣れたプレイヤーが初心者プレイヤーを助けるような意味合いがあります。
【深遠なる闇】
「ダークファルス」とは言えないかもしれませんが、全ての元凶となる存在です。フォトナー達の私利私欲による研究の結果生み出されたとされています。
「アンガ・ファンダージ」「ディーオ・ヒューナル」「マトイ・ヴィエル」「ヴィエル・ヒューナル」が深遠なる闇に関連するエネミーと思われます。
エピソード1〜3を総括する超大ボスと言えるでしょう。ダブルとの連戦で戦うことになります。
深遠なる闇戦でのある一部分の演出が、エピソードクリア前と後で変わるようになっています。
クリア後にプレイすると感動的な流となっていますが、クリア前も一度見てみるとより楽しめるかもしれません。
まだ手遅れで無い方は是非両方プレイして比べてみて下さい。
「PSO2 攻略Wiki」はこちらへ
ルーサー攻略のポイント
ルーサー巨大形態の緊急クエストに挑戦する時のポイントをいくつかご紹介したいと思います。
なかなか攻略が難しいクエストではありますが、仕組みと手順を少し覚えればすぐに慣れます。
SH以下とXHでは攻略が異なる部分もあります。目当てのドロップ等を考え、行きたい難易度の特徴を覚えると良いでしょう。
特にネロウ狙いの場合はXHになりますので、SH以下との違いをよく把握しておきたいところです。
アポス・ドリオス戦
割と小柄で前哨戦ということで油断しがちですが、それなりに強敵なので注意してかかって下さい。
アポスドリオスの撃破数は本戦の内容にも大きく影響してきます。
シップ全体でログインしている人数に応じて撃破目標数が設定され、それを達成(画面上部の数字が100%になった状態)しないと、本戦が「偽物戦」になってしまいます。
ドロップの質に関係しますので、100%を目指しましょう。更に言うと、この数値は本戦のドロップ率にも直接関わってきます。
最大300%まで目指すことが可能で、直接レアドロップ率に加算されます。また、個人での撃破数が本戦のドロップ数に加算(最大4)されます。
自分が1回だけ倒した段階で300%になったとしても、ドロップ数のために4回倒した方が得ということになります。
まとめ
「100%を下回るとそもそも落ちないアイテムがあり、その%は直接レアドロップ率に加算され、さらに自分が倒した回数でドロップの個数が増える」ということです。
要は「自分が4回倒して300%になる」が、ドロップ狙いの場合最良であると言えます。
難易度は関係ないとする意見が多いので、前哨戦は「ノーマル4回」で良いかもしれません。
経験値やドロップももちろん悪くはありませんが、わざわざ狙う程でも無いので、「前哨戦N4回・本戦XH」というプレイヤーが多いようです。
戦闘
戦いが始まると、まず「炎・氷・雷」のどの属性で攻撃されるか決定します。
お腹の顔(?)で判別出来ます。避け方が変わってきますので、把握しておくと便利です。(共通の通常攻撃もあります。)
注意したいのは、HPが半分に減った時の「審判の柱」です。アポスドリオス本体には攻撃がほぼ効かなくなり、フィールドの4隅に柱が現れます。
この柱を一定時間内に全て破壊しないと、特大ダメージの攻撃がフロア全体に広がります。
回避も可能ですが、柱破壊に成功するとアポスドリオスがダウンして弱点が露出するので、柱が出たら集中して攻撃しましょう。
弱点は近接クラスでは届きにくい所(仰向けに倒れたお腹のテッペン辺り)にあります。肩の辺りから登れることが出来ます。
上手くいくとこのダウンで、ノーマルで火力が勝れば柱に移行する前に倒しきれるでしょう。
テンポが良ければ5分以内で1体討伐可能ですが、場合によってはかなり時間がかかることもあるので、20〜25分辺りになったら本戦にそなえて待機するのがオススメです。(もちろん自身があればギリギリまで!)
「PSO2 攻略Wiki」はこちらへ
ルーサー本戦
SH以下とXHの違いはいくつかありますが、一番注意しなければならないのは部位破壊の手順です。
基本的にルーサーは、腹部の弱点を露出させることで倒す方法が主流となっています。絶対ではありませんが、一番確実な方法だということは確かでしょう。
弱点への攻撃は、時計(お腹の円状の飾り)にミラージュを付与することで可能になります。
金色のフタのようなものが開き、赤黒い弱点部分が露出します。その状態で一定ダメージを与えると時計が壊れた状態になり、以降ずっと弱点に攻撃出来るようになります。
壊しきれなかった場合はまたフタが閉じるので、繰り返します。段々とミラージュに対する耐性が上がってくるので、2〜3回(出来れば1〜2回)開いた間に壊しきるのが理想です。
ここでXHだけに追加された要素が「弱点へのバリア」です。例えフタを開いても、腕のコアを壊してバリアを解かなければ弱点に攻撃が届かないのです。(時計破壊も出来ません。)
このため、SH以下での「開始後即ミラージュ→時計破壊」という手順が有効ではなくなってしまいました。
むしろ「壊せないままミラージュ耐性が上がる」ことになるので、難易度を上げる結果になってしまいます。
SHまでの手順を覚えてそのまま挑戦すると、失敗に終わる可能性が高いです。
成功につながる手順
手順は何パターンかあります。行動がバラバラになると結局上手くいきませんので、周りに合わせるか、最初にある程度打ち合わせると良いでしょう。
実行している人が多いと思われるオススメの手順は、
右手飾り→右手コア→左手飾り→左手コア→ミラージュ→時計破壊
です。(ルーサーにとっての右手・左手です。)
飾り(小手?)を壊すと、二の腕がパクっと開いて赤いオーラのようなものが腕を包みます。(小手を修復しているらしいです。)
その状態が、二の腕のコアに攻撃出来る状態です。閉じるまでにコアを破壊出来ない場合小手が修復されるので、また同じことを繰り返します。
コアを壊すとルーサーがダウンして中央コアやクチバシを狙えるようになりますが、ここはスルーが推奨なようです。(ダメージを与えすぎると「高速モード」になって時計が狙いにくいためです。)
続いて左手も同じようにし、バリアが解除(時計の辺りのモヤモヤが晴れる)されたら一斉にミラージュです。
テクニックを使えないクラスの人はミラージュ付きの武器を用意すると良いでしょう。
特殊能力・ミラージュの「1〜5」は付与成功確率とは関係ないので、1でもOKです。(数字はミラージュの効果に関係ありますが、この場合は「特殊ダウン(ボス特有の効果の受け方)」なので考えなくて大丈夫です。)
ミラージュはある程度用意してる人に任せてクチバシを攻撃するというのもアリです。時計が開いたら、何をおいても全員で総攻撃です!1回で破壊出来れば万々歳です。
あとはひたすら弱点を狙って攻撃します。
行動パターン
ある程度把握しておくと、回避や効率的な弱点攻撃に役に立ちます。ルーサーの攻撃は直前に発するセリフで判断出来ます。
ミラージュエスケープがある場合は「何か言ったら回避」と思っておけばそこそこ上手くいきます。追々タイミングも覚えると良いでしょう。
特殊な攻撃は避け方の工夫が必要です。
時止め
時間を止められ、多段ヒットの剣が降り注ぎます。戦闘不能の可能性大の要注意攻撃です。
剣から発せられている球状の光が地面についた当りが回避のタイミングです。「我が名はルーサー、」と聞こえたら一旦集中しましょう。
「全知そのものだ!」…の少しあとくらいです。ミラージュエスケープならばある程度簡単に避けられます。
避けきれずに時間を止められてしまった場合、レバガチャで一刻も早く抜け出しましょう。剣は4箇所に出現します。
1本でも壊せばそこが安全地帯になるので、一斉に攻撃すると良いでしょう。すでに誰かが壊してくれた所があればそこにダッシュします。(XHではこれが2連続の場合があるので注意です。)
回転
剣を時計の針のようにフィールド一杯に構え、ゆっくりと回ります。剣に当たってしまうと大きなダメージをくらいます。
「演算の必要も無い!」と言ったらなるべくルーサーに密着し、回転に合わせて走りましょう。(大外だと剣のスピードに追い付かれる危険性があります。)
小剣刺し
小さな剣が数本、集中して向かってきます。自分に向かって数回繰り返されます。
剣が降り注ぐ(位置が固定される)タイミングを見計らって回避しましょう。テンポがずれると、回避した先に攻撃が来て避けようが無くなってしまうこともあります。
「壊れた玩具(オモチャ)に用は無い!」と言われたら、これは即座に回避せずにタイミングを待ちましょう。
人が居ない空間めがけて走り続けてもOKです。(人に向かうとその人に攻撃が当たってしまいます。)
吸い込み
他のボスでもたまに見かける、ブラックホールのような攻撃です。
逃げ遅れると走っただけでは脱出出来ないので、「宇宙のゴミが!」と言われたらとりあえずルーサーから離れるようにフィールドの端に走ると良いでしょう。
ダークファルスはどれも良いドロップが狙えますし、ストーリーの重要な結末でもあります。
緊急クエストなので練習を重ねるというのもなかなか難しいと思いますが、慣れれば避けれる攻撃ばかりですので、是非挑戦してみて頂きたいと思います!
「PSO2 攻略Wiki」はこちらへ