黒い砂漠 知識の仕組み

黒い砂漠には「知識」という概念があります。

これはプレイヤー自身が持っている「ゲームの情報」という意味ではなく、プレイヤーが操作しているキャラクターが保有している「ゲーム内の登場人物やモンスター、歴史、地域といった作中の知識」の事を指します。

そのため、プレイヤーは知っているがキャラクターは知識として保有していないから一覧に表示されない、という事もあります。

 知識は黒い砂漠の特徴的なシステムの一つであり、キャッチコピーの一つ「初めて知るものすべてが知識となる」という文章はここから来ています。

知識がアカウントで共有しており、2人目以降のキャラクターでは集めずともすでに知識を持っている状態からのスタートになります(1人目のキャラで取得しなかった知識は当然無し)。

知識を蓄積するメリット

最大行動力の増加

モンスターとの戦闘が分かりやすくなる

NPCとの会話交流時の連携効果

最大行動力の増加

知識の蓄積による利点で最も目に見えるのが「最大行動力の増加」です。

行動力は黒い砂漠内の様々な行動を行うために必要になることもあり、行動力の高さは文字通り行動のしやすさに繋がるため、必須ともいえます。

モンスターとの戦闘が分かりやすくなる

他にも戦闘面でも利益があります。黒い砂漠では、モンスターを倒すことでも一定確率で知識を取得できます。

知識を取得していないモンスターは戦闘時に残りHPを見ることが出来ず、HPの色のみで判断することになりますが、知識を獲得した後は、残りHPがゲージで表示されるようになり、リアルタイムでより詳細な残りHPを知ることが出来ます。

モンスターの知識は、他の知識とは違う点があり、知識に5段階の等級が設定されているという特徴があります。

等級はS、A+、A、B、Cの5段階が設定されており、モンスターを倒した際に、ランダムで知識を取得し5段階等級のいずれかを得ることが出来ます。

特に記述は無いもののモンスター関連のS等級の知識は、そのモンスターに対する命中増加、攻撃力増加、ドロップ率アップなどが付与されるとの意見もあります。

ただし、黒い砂漠は与ダメージが数字で表示されないため、実際にどれくらい効果があるのかまでは分かってはいません。

NPCとの会話交流時の連携効果

 NPCとの友好度を稼ぐために、会話による交流が必要になりますが知識を増やすことで少しだけ有利に進める事が出来るようになります。

知識の中には「2ターン後に3ターンの間、興味が4上昇」といった他の会話交流の内容に連携する効果を持つものがあります。

ただし、会話交流には調整不足な面があり、実際には会話交流で親密度を上げられるのはカルフェオン程度までで、それ以降は難易度が大きく上がり知識の連携効果では上げるのがかなり難しいため、ひたすら行動力を消費して挨拶をする、という状態になってしまっています。

知識の削除

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知識は取得する以外に、削除することも可能です。削除はカルフェオン内にいるNPCへ依頼し行動力を消費して行うか、課金アイテムを使用する事で行う事が出来ます。

知識削除に関するNPCはカルフェオン内、ヴァルキリー大学の図書館入口の柱に立っているNPC「アンノリサ・ロージー」と会話、知識管理というボタンを選択することで行う事が出来ます。

アンノリサ・ロージーの知識管理

知識の削除

行動力を10消費することでランクのある知識(モンスター関連など)を削除することが出来ます。

削除によってコンプリートしていた状態から非コンプリート状態に戻った場合、その分だけ行動力の最大値が減少します。

また、再度モンスターを倒して知識を取得すれば、減った行動力の上限値は再び回復します。

 モンスターの知識を削除するのは、高いランクの知識を取得して戦闘時のドロップなどを多く得る、という目的で使用する事が主な目的になります。

が、どの等級の知識が取得できるかはランダム、最初にCランクの知識を得て、それを削除したからといって次はBランク以上が確定しているというわけでもないため、途方もない時間がかかることもあります。

また、知識の再取得時に等級が下がることもあります。

知識の削除は課金アイテムの忘却のエリクサーでも行えますが、こちらは5パール(25円相当)が必要になります。

知識の購入

これ以外にも、知識そのものを購入することも可能です。

とはいえ、高額かつその地域のNPCと会話すれば行動力を消費して得られる情報が多いため、わざわざ買わずとも入手出来るものが大半です。

本棚の作成

これは、選択したトピック内の内容を「ランダム」に削除し、その内容を本棚に移して制作するというものです。

ランダムなため、目的の知識以外の知識が消える事がある上、対象に選べるのはコンプリート済みの知識のみになっています。

また、本棚作成時には行動力は消費しないものの10万シルバーが必要になります。作成した本棚はハウジングで部屋に置くことが出来る他、取引所に出品することも可能です。




知識の一覧と特徴

知識の種類、数は非常に多く全ての知識を得ることはかなり難しくなります。

知識は大まかな種類を分けた大カテゴリ、そこから地域や種別に分かれる中カテゴリ、より細かな個人や個体ごとに分けた小カテゴリというように大、中、小の3段階のカテゴリに分かれます。

大カテゴリ

人物

地形

大海原

生態

冒険日誌

調査

生活

黒い砂漠への適応

貿易

の9種類があり、そこから更に細分化していくことになります。

黒い砂漠を起動中には、設定したボタン(もしくはキーボードのキー)を押下することで知識の一覧を閲覧することが出来ます。

知識の一覧では上述した大カテゴリの「+」マークをクリックすることで更に下層のカテゴリを見ることが可能になっており、未取得の知識についてもヒントを見ることが可能です。

人物に関する知識

それぞれのNPCの存在している地域や職業などがまとめられています。

人物の知識の大半は、該当するNPCと会話することで自動で取得可能で、まだ知識を取得していないNPCはフィールド上では黄色背景の「?」アイコン、ミニマップやワールドマップ上では「?」と人の形をのシルエットとして表示されます。

黒い砂漠の知識においては代表的な知識で能動的にも集めやすい知識カテゴリですが、NPCの中には人物Aの知識を得るためには先に人物Bとの友好度を500以上を稼ぐ必要がある、といった会話のための条件が設定されている人物もいます(主に主要都市の要人等)。

地形に関する知識

フィールド上を移動し該当する地域に進入・発見することで知識を獲得することが出来ます。

一部の知識はNPCとの行動力を消費する会話や、友好度が一定以上でないと会話出来ない条件に設定されているなど、集めやすいものとそうでないものの差が激しいという特徴があります。

大海原の知識

地形の知識とほぼ同様で、海上にある離島に関する知識を指しています。

地形の知識との大きな違いは移動に船などの海上を移動するための手段が必要な点です。

また、島によっては強力なモンスターがひしめき合っている島もあるため、油断して近づくと返り討ちに合う事もあります。

生態に関する知識

人物や地形と並ぶメジャーな知識の一つです。

基本的にはモンスターを倒すことによって入手可能で、対象のモンスターとの戦闘を楽にしたりドロップ率上げるなどの効果を持ちます。

知識の中では珍しく5段階の等級が設けられており、より高い等級ほど効果が大きくなるとされています。

冒険日誌

調査は似たタイプの知識ですが、対象の大きさや種類が異なります。

冒険日誌では主にNPCや作中ではすでに故人となっている人物のエピソードなどをまとめており、調査では更に大きな「黒い砂漠の世界に存在する(した)文明」などに関する内容をまとめています。

多くはNPCからの依頼を完遂することで報酬として入手可能です。

生活に関する知識と適応に関する知識

他の知識と違い、カテゴリ内の全ての知識をコンプリートしても行動力の上限が増加することが無いという特徴があります。

そのため他の知識と比べると必須性は薄いです。生活、適応ともに黒い砂漠内の様々なコンテンツを通して取得することが出来ます。

貿易に関する知識

貿易アイテムを取得した際にアイテムを右クリックすることで知識を取得することが可能です。

こちらも、コンプリート時の行動力の上限増加の効果は無いとされていますが、あまりにも種類が多いため詳細は分かっていません。

最後に・・・

黒い砂漠のキモとなるコンテンツという事もあり、かなり力が入れられておりサービス開始から1年以上が経過した現在でも全容は分かっていないなど、膨大な情報量を持ったコンテンツになっています。

全ての知識を取得する、というのもある意味最大のやりこみ要素の一つになるかもしれません。

知識の集め方

知識は、集めることが様々な利点が生じます。しかし、漫然とプレイしていては知識を取得するのにも限界が生じます。

特に行動力の総量の差は生活系コンテンツに触れる上でも非常に大事な要素であるため、出来る限り知識はたくさん取得しておくのがオススメです。

知識の取得方法が大カテゴリの種類によって、大まかに以下のように変化します。

人物は主に会話

地形・大海原は、現地への進入・発見

生態は、該当モンスターの撃破

冒険日誌や調査は依頼報酬など

生活は、実際に触れる

貿易は、実際に対象アイテムを入手する

といったことが必要になります。

人物関連の知識

最も簡単で対象の人物に話しかけることで大半が入手可能です。

一部の人物は事前に他のNPCと会話している事や、対象のNPCとの友好度が条件に設定されていますが、どちらにせよ大半は「本人と会話する事」が必要になります。

人物関連の知識を得る上で気にしたいのは「始めて訪れた町や村、都市では必ず話しかける」という事を徹底する事です。

まだ知識を取得していない人物に関しては、ミニマップやワールドマップ上で?マークが表示される他、NPC本人の前に行くと頭に黄色背景の?アイコンが表示されるため一目で判別可能です。

初めて訪れた町などは、商店などの位置を把握するのも含めて一度全体をくまなく散策するのがオススメです。

ただし、中には夜しか現れない人物もいるため、マップ上に?が出ているのに誰も居ない、という事が発生します。

また、高低差も表示されないため、地上にいないと思ったら地下に居た。という事もあります。

地形・大海原に関して

対象となる地域へ進入することが条件になっているものが大半です。

探索拠点管理のNPCと会話することで同時に発見できる場所もありますが、離島の中には、島の真ん中付近まで行かないと発見扱いにならない、という島もあるため注意しましょう。

地上に関しては馬などの移動手段、海では船などの移動手段が必須になります。人物の知識集めと並行して出来るため、上述した人物と合わせて普通にプレイするだけでも比較的集めやすい知識です。

生態について

該当のモンスターを撃破するときにランダムで取得できますが、ランダムなため、等級を無視してもかなりの個体数を倒す必要がある場合もあります。

5〜6時間狩りをしているのに、いまだに知識を持っていないモンスターが居るという事もザラにあります。

主要モンスターをすべてS等級の知識で埋めるだけでも相当な労力が必要になるため、狙う場合には相当な覚悟が必要です。

 

冒険日誌と調査

NPCからの依頼を完遂することで報酬で入手できます。

中にはストーリーに関連した依頼に含まれているものもあるため「知らないうちに持っていた」という知識も多いのが特徴です。

とはいえ、これもやはり数が多く、入手先が不明な物も多いためコンプリートは難しいです。

生活、貿易の知識

とにかく実際に触ってみる事」が重要です。

戦闘系をメインでプレイしていると生活系の知識は入りづらく、覚醒武器を装備する直前まで進んでいるのに未だにオルビア村で手に入る知識を持っていない、という事があります。

生活の知識に関しては、後になってからでも生活コンテンツに触れることで知識を得ることが可能です。

貿易品に関して

碌に経験値も入らないモンスターを只管倒し続ける、という苦行をすることになりますが、現状貿易品に関する知識によるメリットはほぼ無有りません。

知識のコンプリートを目指している場合以外は無理に知識を取得しなくても問題ありません。

 

知識を集めることは行動力の増加につながるため、最低でも人物、地形、生態に関する知識は優先して集めるのがおすすめです。

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