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アニメ版時をかける少女。歌が雄弁に映画を語っている

 細田守監督のアニメ映画「時をかける少女」では、2曲の挿入歌が使われました。どちらも奥華子さんの歌ですが、この歌がなければこの映画はありえなかったと思うほど、歌と映画が1つの世界を作っています。歌の力が映画を一層押し上げていることの好例としてご紹介します。

時をかける少女「変わらないもの」〜セリフ入り〜

 ふとしたきっかけで時間を戻ることができるようになった高校2年生の真琴と、千昭と巧介という親友の2人の少年を中心にしたひと夏の物語です。タイムリープという能力により、起きたはずのことを変えてしまえるようになった真琴は、現実を少しずつ変えていきます。その結果は決して良いことばかりではありません。結局は得るものより失うものの方が大きくなってしまいます。変えたくなかったから変えたはずのことが、余計に悲しい現実を招いてしまうのです。変わらないものを求めていたはずなのに、結局自分自身が変えてしまうというのはなぜだったのか。現実は変わらない、変えられないという事実を軽く見た結果に泣く真琴。その中で、それでも前を向いて歩いていくことで、変わらないものを手にすることができるのだと、この歌が教えてくれます。セリフ入りのこの動画を見ると、映画と歌がぴったり共鳴した時にどれほどの感動を生むかよくわかります。「未来で待ってる」「うん、すぐ行く、走って行く」というフレーズが、この映画とこの歌のすべてです。

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「時をかける少女」主題歌『ガーネット』

 中国の方が作成されたと思われる動画です。「時をかける少女」のED、ガーネットを聴きながら、映画のストーリーがほぼわかる見事な編集になっています。高校2年生の3人組、1人は女子で2人は男子で、毎日はしゃいで笑っていたのに、いつの間にか変化していきます。変わっていくものを変えないようにしたはずが、もっと残酷な形で現実は変わってしまいます。成長するということは、結局何かを失ってしまうことです。そして別の何かを得るのです。宝石にはそれぞれ花言葉のような石言葉があります。ガーネットの石言葉は「友愛」。友情だけではなくかといって愛情でもなく、友愛という言葉が3人の関係にぴったりです。男女の友情はちょっとしたバランスで崩れてしまうもので、それは映画の中にも描かれています。それでもやはり、男女ならではの友情というものは存在して、それは友愛という言葉がぴったりなのでしょう。映画には音楽がつきもので、古今東西名曲名歌があります。このガーネットも、そのうちの1曲だと思います。

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時をかける少女 「変わらないもの」

 YouTubeで「時をかける少女」と検索すると、この動画が2番目の視聴回数で出てきます。1番は劇場予告編なので、実質的にはこれが1番でしょう。画像は映画のサウンドトラックのジャケットで、ただ奥華子さんの歌が流れるだけです。それでもこの動画が一番になったわけです。筒井康隆さん原作の「時をかける少女」はSFでした。ドラマや実写映画では、タイムリープというSF的ギミックより、青春という限定された時間に焦点があてられていたように思います。細田監督のアニメ「時をかける少女」になって初めて、SFと青春が融合されていました。時間を戻ることができる能力を、プリンを食べたり抜き打ちテストを上手くやり遂げることに使ってしまう女の子は、本当に普通の単純な女の子です。けれどその能力を使っているうち、現実はどんどん悲惨な方向に進んでしまいます。これがSFならばタイムリープをもっと詳細に考察し、同じ結末でももっと論理的なものになっていたでしょう。でもこの映画は青春映画であり、もう2度と戻らない時間と、戻らないからこそ大切であるものに捧げられたオマージュです。だからこそそれを本当に理解した奥華子さんの歌は、映像が無くても胸を打つのです。

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