用意周到にダンジョンを攻略しよう!
「マインクラフト」では自分の好きな世界を作り出せるということで今や大人気ゲームとなっている。しかしこのゲーム、創るだけでなくダンジョンでの冒険もまたロマン溢れる要素でいっぱいなのだ。
またそれと同じ数だけ危険も含んでいるのがマインクラフトなのだ。今回はダンジョン攻略の基本的なコツを紹介していこうと思う。
コツ1:鉄と石炭は全回収!
まずは木を入手して仮拠点を作ってツールを一式そろえたら、そう時間も経たずにダンジョンに潜ることになるだろう。
明かりを灯す「松明」が必要になるからだ。しっかり湧きつぶしをしないと家の中や周辺にモンスターが湧いてしまう。
たいまつ作成には石炭が必要だ。木炭を精錬する手もあるが、それだとやや燃費が悪いので最初は石炭を探そう。
まずは近くに洞窟がないか探してみよう。山の壁面などに露出している石炭があれば良いが、大量に入手するにはやはり洞窟だ。
運よく洞窟の入り口近くに「石炭」や「鉄」が露出していたらラッキーだ。絶対に回収しよう。この2つは本当に入用で、あってもあっても足りなくなるのだ。
特に序盤は、鉄製のツールや装備を作ればプレイが安定するので必須である。石炭も精錬に使うし、何より冒険には松明が必須である。この2つは、道中で見かけたら多少面倒でも必ず回収する癖をつけよう。
コツ2:鉄製装備は心の友!
まだ「装備」のままならない序盤は無理をせずに浅い階層を探り、鉄を出来るだけ回収、鉄製装備をそろえることに尽力しよう。
それだけでかなり安定するぞ。「クリーパー先生」の爆発で即死しないのは本当にありがたい。
コツ3:目印は命綱!迷ったら精神力をごっそり削られる!
洞窟内は幾重にも立体的に道が分岐している。自分なりのやり方でいいから迷わないように道しるべをつけるようにした方がいい。例えば、松明は左壁につけるようにする、などだ。
そうすれば帰りは逆に松明が右壁についている通りに進めばいいわけだ。私の場合は、分岐点に「自動丸石製造器」を置いて今来た側に松明をつけるようにしている。
どのような方法にせよ、目印をつける癖をつけるのも冒険には大事な要素だ。
コツ4:溶岩は全クラフターの天敵!水の用意は忘れずに!
比較的上層で鉄が入手できたら、一度拠点に帰ってでも精錬してインゴットを作ろう。鉄製ツール、装備の他に「バケツ」を作っておこう。近場で水を汲んだら「水入りバケツ」の完成だ。
これが地味ながらとても重要なのだ。水があれば、洞窟探検で最大の敵「マグマ」をやっつけることができるからだ。
そう、マグマダイブこそクラフターにとって最大の天敵といっても過言ではない。
高さ1~10の深層地帯に出現するこの溶岩が本当に曲者だ。触れただけで引火、0.5秒ごとにハート2個半の継続ダメージが発生する。「あっ」と思った瞬間には焼死してしまうのだ。
そばに溶岩流や溶岩溜まりがあったら、死んだ時に飛び散ったアイテムが燃えてロストしてしまう。もし「ダイヤモンド鉱石」をはじめレアなアイテムも持っていたら・・・考えるだけでも恐ろしい。
また、自分の真下にある鉱石を掘ったら下が空洞でそのまま溶岩の海へ飛び込んでしまう、ということもあり得る。
通称「マグマダイブ」というやつだ。洞窟内での死因上位に常にランクインしている恐ろしい相手だ。
マグマダイブをしたらもう全ロストは確定と思っていただいて差し支えない。
溶岩を見たらいつも以上に警戒を怠らないようにしよう。潰せるようなら溶岩源をブロックで潰す、溶岩流は水を流して「丸石」にしてしまう、など対策が必要だ。
コツ5:やっかいなスポナー!でも利用価値のある貴重な存在!
洞窟内にはスポーン部屋というものがある。丸石と苔むした丸石で構成されている。内部には「ゾンビ」、「スケルトン」、「クモ」のいずれかの「スポーンブロック」があり、最大2個のチェストがある。
堂々と見える場所にある場合もあるが、一見しただけでは分かりづらいものもある。苔むした丸石を目印に探してみるといい。もしくは、やたら同じモンスターばかり連続で現れる時はスポナーが近いかも知れない。
また、内部のチェストには馬鎧やネームプレート、レコードなどの貴重アイテムが入っているので忘れずに回収しよう。
しかし、ただ放っておいたらスポナーからモンスターがワラワラとわいてくるので大変危険だ。スケルトン4体に囲まれたりすると、装備が貧弱な場合は死にかねないぞ。
なので、まずはスポーン部屋を制圧するところからはじめよう。
やり方は至って単純、スポーンブロックの各面それぞれに松明を1つずつ付ければ良いのだ。スポナーは一定の明かりさえあればモンスターは出現しなくなる。もしくはスポナーそのものをピッケルで破壊してしまえばいい。
それからゆっくりとお宝を物色しよう。
しかし、実はスポナーは邪魔なだけの存在ではない。なんと「経験値トラップ」に利用出来るのだ。だからスポーン部屋を制圧する時は、スポナーは破壊せず松明を利用することをオススメする。
いずれ「エンチャント」をするようになった時に必ずお世話になるぞ。設計図はネットに上がっているので興味がある人は調べてみてはいかがだろう。
コツ6:廃坑と渓谷は高難易度!完全制圧は至難の業!
通常の洞窟が「廃坑」や「渓谷」に繋がってる場合もある。この二つが現れたら要注意だ!難易度の高いダンジョンだぞ。
廃坑は同じような風景が続き、自分の現在位置を見失いやすい。そして天敵「ケイブスパイダー」のスポナーもあるからさらにたちが悪い。
もしコイツに噛まれて毒状態になったら安全地帯まで全速力で逃げよう。そしてブロックで壁を作り、毒が抜けきって体力が全快するまで引きこもるのだ。毒状態で他のモンスターにでも遭遇したら大変危険だからだ。
ケイブスパイダーのスポナーはチャンスがあったらピッケルで破壊してしまおう。その際、スポナー周りの大量のクモの巣は水を流して一気に取り除くのが手っ取り早いぞ。
渓谷は制圧が非常に面倒だ。ブロックを積まなければ届かない位置に「スケルトン」が湧いて狙撃される、なんてこともよくある。
いきなり「クリーパー」が降ってきて真後ろで爆発されたこともあるが、あれは本当に心臓に悪い。上の層から湧きつぶしをしていくのが一番良いが、足場が狭いのでシフトキーを押す指が緩んだら最下層まで真っ逆さまだ。
また、最下層には溶岩が流れ出ていることもある。落ちた位置は低くともマグマダイブの可能性があるぞ。渓谷や廃坑探索をする時はしっかり集中して、気を張っていこう。
コツ7:欲は身を滅ぼす!逃げるのもまた勇気!
少し冒険に慣れてくると「もうちょい行けるっしょ!」と奥へ深くへ行きたくなるものだ。だがちょっと待とう、一回落ち着いてインベントリを開いてみて欲しい。
貴重なアイテムはないか?ダイヤモンド鉱石や金鉱石は持ってないか?ダイヤモンド装備を持ってないか?もしそれらをロストすることになったら・・・考えるだけで鳥肌が立つ。
そう、少し慣れてきた頃が一番危険なのだ。もう少し、後少しだけなら大丈夫、この考えが大ダメージに直結してしまうのだ。
長い時間プレイしていると自分でも気づかない間に集中力が切れてきてしまっていて、いつもならやらないミスなんかも犯してしまうのだ。それが原因で事故死したり、道に迷ってさらに集中力が削がれて結果マグマダイブ・・・
うまく素材を集めるには、キリがいいところで拠点に帰り適度に休憩を挟むのが一番いいのである。急がば回れ、だ。
さいごに
以上にダンジョンを攻略していく基本的なコツを挙げてきた。簡単にまとめれば「準備はしっかりと、無理はせずにお家に帰るまでが冒険です」だ。
全ロストをやらかしてしまうと、それはもうモチベーションが目に見えてだだ下がりになってしまう。
そうならないよう十分に注意して、快適なマイクラライフをぜひ送っていただきたい。