ピストンを使ってみよう
「マインクラフト」にはただ設置して装飾するブロック以外に色々な機能を持ったブロック存在する。梯子は昇ることが出来るし感圧板なら乗れば動力を発生させて「ピストンドア」を開閉出来たりする。
その中でも「ピストン」は色々応用が利く非常に便利なブロックである。以下ではそのピストンの特徴について見てみよう。
ピストンの特徴
「ピストン」は目の前に置かれたブロックを1ブロック分押し出す性質をもっている。動力を得ることでブロックを押し出し、それが切れると元に戻る。その際押し出したブロックは戻ってはこないぞ。
一度に押し出せるブロックは12個までとなっている点も覚えておこう。
ピストンのレシピ
レシピは「丸石4個・鉄インゴット1個・レッドストーン1個・木材3個」である。覚えるのに少々面倒なレシピではあるがレア素材は使用しないので作り易いぞ。
粘着ピストン
また、そのピストンに「スライムボール」を合わせることで「粘着ピストン」というブロックが作り出せる。これは通常のピストンを違い、ピストンが戻る時に押し出した一番手前のブロック1個を引き戻す能力がある。
押し出せるブロック、押し出せないブロック
ピストンには押し出せるブロックと出来ないブロックがあるので利用の際には注意しよう。
移動できないブロック
普通のブロック
● 黒曜石
● 岩盤
● ネザーポータル
● 金床
● エンドポータル
ブロック以外のデータが付いているブロック
● チェスト
● かまど
● 醸造台
● 看板
● エンチャントテーブル
● ホッパー
● ディスペンサー
● スポーンブロック
● ホッパー
● ビーコン
Y=1以下・Y=255以上にブロックを押し出すことは出来ないという高さ制限もある。
逆にそれ以外のブロックは何でも押せるということになるぞ。木材や石、レンガや作業台、砂やトロッコなどが押すことが出来る。さらになんと敵や村人などの「MOB」も押すことが出来るのだ。
ピストン通過でアイテム化するブロック
押し出したブロックの中にはその瞬間にアイテムへと変化してしまうものがある。草や苗木や花など植物は押し出した瞬間アイテム化する。
また小麦、ジャガイモ、ニンジンなどの農作物も同様だ。たいまつ、梯子、ドア、レッドストーン装置、レール、トラップドアもアイテム化してしまう。
だが後者2つは移動先が設置に適切なブロックであればアイテム化しない特殊なブロックだ。ドラゴンの卵もアイテム化するので回収に使えるのかも知れないぞ。
さらに、押し出すことでアイテム化どころか消滅してしまうものもある。雪、ツル、枯れ木、葉っぱ、水、溶岩、ケーキがそれにあたる。ピストンを使用する際にはよく注意しよう。
ピストンの応用
このような性質を持つピストン・粘着ピストンはどのように利用したらいいのだろうか。その汎用性は非常に高く、アイデア次第で色んなものに利用出来るぞ。
隠しドア
隠しドアには粘着ピストンが必要不可欠だろう。壁の素材の裏に粘着ピストンを置きスイッチを入れて動力がオフになったら壁素材をピストンが引き込むのだ。そうすれば壁が開き隠された隠し通路が現れるという寸法である。
ピストンパルサー回路
ピストンパルサー回路など回路自体をピストンを使って作ることもできる。
トラップタワー
「トラップタワー」に応用している例もある。落下式のトラップで感圧板の上に敵MOBを湧かせる。誕生した瞬間敵は感圧板を踏みピストンが飛び出し押し出されて落下する、という仕組みだ。
「経験値トラップ」では、処理部分で敵の体力をピストンで圧迫してギリギリまで削るという使い方も出来る。それ以外にも自動丸石製造機や一部自動作物収穫機、エレベーターや歩く歩道、といった装置に利用されている例を見る。
このようにピストンの使い道は非常に多いので積極的にどんどん使ってみよう。ネットにはピストンを使った装置が動画でたくさん上がっているので参考にしてみてはいかがだろうか。
その可能性にクラフターならウズウズしてくるはずだ。もしかしたら新しい利用法をいつかあなたが思いつくかも知れないぞ
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